3.こういった名画を20年も放っておいた自分が悪いのは重々承知していますが、今後自分の様な人間を出さないため、心苦しいですが警告として0点を付けます。この作品(映画とは敢えて言わない)はとにかく疲れます。それは時間のせいではありません。たくさんの素晴らしいシーンと同様、無駄なシーンも含まれているからです。感動する箇所はたくさんありました。わけもわからず涙出たりもしました。ただその後にやってくるのは急速に冷めていくシーン。また感動する。そして冷める。この繰り返しです。こういう流れを無視した編集はとても疲れるし、完全に生殺しです。「あ~~もったいない!この気持ちどーしてくれるんだ!」鑑賞後、自分の口から出た言葉です。この作品はもちろん劇場版の後に出したんでしょう。劇場版がどの様な出来かわかりませんが、素晴らしい映画である事は想像出来ます。なのにこういったものを出すというのは調子に乗ったとしか思えません。とにかくこの作品を先に見てしまった事を猛烈に後悔しています。非常に悲しい思いです。これから初めて見る人、きっといるでしょう。まず劇場版を見ましょう。そして物語に思い入れが出来たらこれを手に取って下さい。この順番は決して間違ってはいけません。自分の様な思いを絶対にしないで下さい。※大は小を兼ねません。