1.《ネタバレ》 「クリムゾン・リバー2」と「スターシップ・トゥル-パーズ2」。話題の「二大駄作続編」をレンタルで一緒に借りてしまった。
前作との共通点は「ジャン・レノが出ている」って事だけ。監督も脚本家も違うんだから、前作と違うノリになるのは仕方ないとしても、あまりにも作品としてお粗末。前作もミステリーとしては二流だったけど、まだ「ミステリー」としての体裁は保っていた。
ところが今作は、何故か、サスペンス、ミステリー、アクション、刑事、冒険ファンタジー等の上っ面をなぞっただけのトンデモ映画に転落。内容は悪ふざけした闇鍋の如くまとまりに欠け、作品としてまるっきり纏める気も無い杜撰なシナリオに辟易。とにかく何もかもが中途半端だから、「おバカ映画」にすらなっていない。
今どき「黙示録の天使」だの、「12使徒」だの、「教会の隠された財宝」だの、書いてるだけで赤面してしまうような、ウルトラ・スーパー・ミラクル・ド陳腐なギミックが盛り沢山。チープな上にハッタリばかりで中身が無い。
おまけに後半はインディ・ジョーンズばりの荒唐無稽な財宝トラップが発動!ドーピングして脱出だ!ところで、こいつら何やってんだ( ゚д゚)ポカーン
で、結局、財宝って何なの( ゚д゚)ポカーン なんであんなトラップが仕掛けてあんの( ゚д゚)ポカーン なんであんな中途半端な見立て殺人をする必要があんの( ゚д゚)ポカーン なんであのドイツ人は最後に自殺してんの( ゚д゚)ポカーン
前作以上に時間と金の無駄。今後、こういうお気楽に中途半端な事をしている駄作には容赦なく最低点を付けさせて頂く。