2.《ネタバレ》 もうね、ダメ映画ファンとしてはすげぇ楽しみな一本。
実際見てみると、期待通りのダメっぷりな内容になってました。
まず、原作と完全に別物と割り切ってしまうとただの超C級映画なんです。
まったく面白くありません。
女優さんの胸の谷間がやたら強調されているので、見所はそこだけです。
しかしアラ不思議!ドラゴンボールの実写版だぜ?と意識してみると
ツッコミどころ満載の非常に面白い映画に大変身!
2ちゃんなどで出ているネタバレはそのままでした。
・悟空は異性に興味ありありなフツーのおとしごろ高校生
・かめはめ波が蘇生術にもつかえる
・「気」がなんだか「空気」に間違えられて使われてる
・悟空がチチとエッチしたさに「気」を習得
・亀仙人は都会のマンション住まい。チョウ・ユンファなのでハゲでもないしサングラスもなし。それどころか「亀」という単語が(字幕・吹き替え以外)まったく出てこない
・それなのに決戦胴着はいつものオレンジ(に似せた)亀マーク入り
・その胴着の腰帯はベルトっぽく、「亀」とデカデカ書かれている
・ピッコロ超つえー、とのハズだがあんまし強くない。セガールやジャッキー、只野仁なら勝てそう
・どういうわけかピッコロの部下である「大猿」
・その大猿がせいぜい3メートルくらい
・何とか倒したピッコロに止めをささない。ジャッキー映画などで敵をぶちのめした感じ。そっちは「この後は警察が何とか」って展開が望めるけどこっちはスルー
・んで案の定ピッコロは助かって、どこかの家でフトンにフツーに寝て看病されてる始末
とまあ脚本家と監督は絶対原作最後まで読んでねぇだろ!な展開。
たとえるならニコニコ動画などで
「ドラゴンボールを1ミリも知らない俺が映画を作ってみた」で
うpされてそう。そういったネタ動画が大好きな人には観てもらいたい1本。
ただ、1800円は高いんだが、それを許せる寛大な人はゼヒ!
おいらが観たとき、上映後はみんな笑顔でツッコミを楽しんでました。
しかし、これで本当に続編作るんだろうか?
ともかく、この映画を真面目に観たら「負け」ですよ?