1.《ネタバレ》 ミスタービッグと呼ばれるなんでもでかくするB級特撮映画監督バード・I・ゴードンによるデビュー作品。噂では最低な作品と言われてますが、見ればわかりますがほんまに最低です。他の映画や映像ソフトからの流用多数、最初のロケットが地球から発進して惑星ノバに到達するシーンなんて特にびっくり。ロケットの映像と惑星の映像を合成しちゃうんだから。この特撮なら素人の人でも十分SF映画作れます。参考になるな~。ロケットの写真を普通の風景にはっつけちゃうんだから。それで強引に絵にしてるんだから。その後は惑星ノバを博士とゆう設定の男女四人組が探索するんですが、普通にどっかの自然公園で二組のカップルが仲良くピクニックって感じとなんらかわらないテイスト。これが映画のほぼだいたいをしめてる。その退屈さははんぱないです。すぐに迷子になる探検隊、なのになんだかノホホン。しかもイチャイチャしてて野外エッチをしだすしまつ。それで転んで、ヌイグルミのワニに自分から絡んでいって瀕死状態の隊員。笑かします。残り15分ほどでようやくほんもののイグアナを合成で巨大にみせた怪獣登場。しかもこれもほとんどがほかの映画からの流用。巨大マンモス、巨大コオロギ、巨大アルマジロ、巨大カメ、なんかでにぎわせてもくれますが、人との合成はあんまないので、大きさがわからんし、しかも流用。もうどーでもいーです。最後はそこらへんにおきっぱなしだった原爆装置をセットして怪獣まるごと爆発させて、我々は始めてこの惑星に文明をもたらしたと隊員がつぶやいて終わり。この映画、観なくていいです。