1.中学3年生42人を殺し合わせるという、日本映画の「駄目」な点を最もよく主張している史上最低の映画。まあストーリーが「殺し合いをしなさい」なのだから、国会で取り上げられるのも無理はない。それに設定にも矛盾がある。一つを取り上げるとまず、中学3年生がショットガンや拳銃、サブマシンガンなどを普通に撃っていることだ。
普通に見ていると何ら問題ない気もするがこれは大きな矛盾だ。
まず、普通の人が十分拳銃を扱えるようになるには1年以上訓練が必要だ。それがどうか。あの映画では普通にかつ、正確に当てているではないか。それに拳銃を発砲したときの反動も馬鹿にならない。
深作監督には失礼だが、この映画はまったくもって「駄目」である。
例えR-15を付けてもとてつもない悪影響を子供に及ぼす。
簡単に言ってしまえば、こんな駄目映画があるから少年犯罪があとをたたないのだ。この映画を見た人の中には「人殺しの中で大切なメッセージを伝えている。」「中学生が立派に生きようとしている事を描いている評価すべき作品だ。」などと述べているが、自分には「単なる殺し合いの映画」にしか思えない。