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ふたりの5つの分かれ路

[フタリノイツツノワカレミチ]
5X2
2004年上映時間:90分
平均点:5.33 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-08-20)
ドラマラブストーリーミステリーロマンス
新規登録(2005-08-26)【もっつぁれら】さん
タイトル情報更新(2008-05-19)【にじばぶ】さん
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監督フランソワ・オゾン
キャストステファーヌ・フレス(男優)ジル
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(女優)マリオン
フランソワーズ・ファビアン(女優)
ジェラルディーヌ・ペラス(女優)
マイケル・ロンズデール(男優)ベルナール
脚本フランソワ・オゾン
エマニュエル・ベルンエイム
音楽フィリップ・ロンビ
撮影ヨリック・ルソー
製作オリヴィエ・デルボスク
マルク・ミソニエ
配給ギャガ・コミュニケーションズ
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1.《ネタバレ》 「プール」と「8人の女」ですっかりオゾンに嫌気がさしたため、近寄らないようにしていたが、これは「メメント」みたいな構成だというので好奇心に負けて見てしまった。 いやいや、これには降参、大拍手を送ります。 フランスの底力を見せつけられた。 この女優さん、明らかにジムに通ってシェイプアップなどしておらず、金髪碧眼白人女が「フツーに」年をとった感じがよく出てる。んで、「ラ・ペルラ」の下着というのは、こういう女の人のためにあるのだな、ということがよくわかる。 「正真正銘のフランス人」というのはこういう女性なのね、そんでまた、アンジェリーナ・ジョリーが「半分フランス人だからモテて当然よ」とか言って自慢するのも、「あんたみたいにシェイプアップして体に金かけてる女なんかどっからどう見てもアメリカ人じゃん」と言いたい。 それでまあ、この夫のジルというのは、「絶対ありえない女性」を求めているんである。それは「文句を言わない女」である。日本の民話にある「二口女」を娶った男と同じ。それで「文句の多い彼女」から、「文句を言わなそうなマリオン」に乗り換えたのだが。マリオンが文句を言わない理由は実はヒステリーな母にうんざりして育ったからなのであった。「二口女」と同じで、「文句を言わない」というのは「文句が無い」ということではなく「文句はあるけど我慢しているだけ」なわけです。冒頭のホテルで侮辱したジルに突然鋭く叫ぶマリオン、ここの場面で明らかなように当然ジルに対する文句はいろいろと心の中にあった。だけど言わないようにしてただけ。けれどジルの求めていたのは「不満を抱かない女性」「自分を批判しない女性」なので、それはどこを探しても存在しないのでした(自分のお母さん以外には)。神経質で、現実より理想を重んじる夫のジル、「入院中の妻の着替え」のことより、「子供を持っても2人の関係は変わらないよね」ということの確認のほうが重要なジル、ああ、あんたってお子様…そんなお子様な男性の姿を、同じ男性でありながらごまかすことなく描いてくれたオゾン、あんたは勇気がある。  追:父役は「ジャッカルの日」のヨレッとした警部さんですね。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-30 13:54:34)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.33点
000.00%
118.33%
218.33%
300.00%
4216.67%
5216.67%
6216.67%
7216.67%
818.33%
918.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
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