《改行表示》9.《ネタバレ》 イントロダクションの躍動感が何とも心地良い。航空ショーを見に通う常連の子供に対して、ウォルドがガキ扱いして邪険にしたと思った矢先、次のカットでは機上で満面の笑顔の少年が描かれる。ガキであろうと「男」は「男」として扱う。このテンポ。このセンス。ジョージ・ロイ・ヒルならではの演出が輝いている。ヘンリー・マンシーニのスコアもすこぶる快調。 ケスラーとの「男」の一騎打ち。その後に待ち受けるだろう「死」などは眼中には無く、ひたすら本気である。バカバカしい。でもすがすがしい。惚れ惚れする。 【こた】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-05-02 12:55:21) (良:1票) |
【Junker】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-26 22:07:04) |
7.とにかく私にとって、ジョージロイヒルとロバートレッドフォードとイーディスヘッド(スタイリスト)、このトリオは最強なんです。ジョージロイヒルの洒脱さと無頓着さ、ロバートレッドフォードの抜群のカッコ良さと知的な存在感、イーディスヘッドのシンプルで媚びのないセクシーな服装。私の思う「粋」を具体化してるというか、私の理想なんです。作品そのものは、That's男のロマン映画ですね。ちょっぴりセンチでユーモラスで。自然体で暖かいジョージロイヒル監督、大好きです。私は理詰めの知識人より、やんちゃで向こう見ずでおバカなこいつら、はっきりいって好きですね。でも男のロマンてのはどうしてこうも女に背を向けたところでしか成り立たないのでしょう・・・しょぼ~ん 【ちか】さん 9点(2004-06-15 22:41:54) (良:2票) |
6.何より明るいのが好きです、ただならぬ勢いを感じますね。お調子者あっぱれ! いいっすね~、男気あふれますな。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2004-06-09 22:13:03) |
5.《ネタバレ》 忘れ去られていく時代の英雄。古くなりつつある自分をどうしても認められない、新しい物に融合したくない、男のわがままとでもいうのでしょうか。全編、ノスタルジー漂うムードが、男の古くも誇らしい生き方を描いて秀抜。ヒコ-キ乗りの心意気が見事に出た映画です。若々しいレッドフォードが実に楽しそうにウォルド・ペパーを演じています。ロイ・ヒル監督は、こうした古くも切ない男の人生を見せるのがうまいですね。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-09 11:43:20) (良:1票) |
4.この間も衛星放送でやっていたのでつい観てしまったが、いいよねえ。特にドイツの撃墜王との一騎討ち。こんな夢のある男と男の戦いがかつてあっただろうか?宮崎駿の『紅の豚』は、もう少しこの作品を見習って欲しかった。 【なるせたろう】さん 9点(2002-11-27 21:04:35) |
3.ジョージ・ロイ・ヒルって大好きだな。例の飛行機のシーンも特撮なんて使ってなく、本物のスタントだそうだし、それゆえにたまらないスリルを提供している。まさに映画的面白さが凝縮された傑作。 【ダイ】さん 9点(2001-05-27 00:50:09) |
【orion】さん 9点(2001-03-31 12:05:59) |
1.ラスト、機関銃と言った武器を装着していないのにどうやって勝負をするんだろう?って思ってたら・・・凄いですね!タイトルを見る限りでは、融通の利かないやんちゃなレッドフォードが、ヤンキーを演じているだけの作品かと思ったら、不覚にもロマンを感じてしまいました。明るい終り方もこの当時のハリウッドの風潮でしょうか、好感が持てます。 【イマジン】さん 9点(2001-03-16 17:08:52) |