6.アメリカの正義。それは一体何を意味するのか。決して長尺ではない作品ですが、テーマは深く哀しいものですね。あえてこの手法、表現方法を選んだ製作者に脱帽です。同時に、脚本・演出・カメラワーク、どれをとっても優れたエンターテインメントであることは間違いありません。では、なんで満点じゃない?FBIの戦いっぷりがあまりに非現実的というか、強過ぎだし不死身だし。まぁ、それも象徴的な表現なのかな? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-08-04 01:05:05) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 他の映画では中々伝わってこない、現地の雰囲気や緊張感というものが伝わってきたと思う。後半の銃撃戦は圧巻。音が、「ヒート」等を髣髴とさせ、マイケルマンが関わってるものだと認識させられる。 今回は監督じゃないけど、それにしてもマイケルマンとジェイミーのコンビって最近多いね 【みーちゃん】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-05-18 12:12:42) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 冒頭のテロの凄まじさと言ったらないです。こういった事が平気で起こっている地域が実際にあることが恐ろしい。そしてラスト。これが憎しみの連鎖というやつか・・・というやりきれない気持ちになりました。 んー、アル・ガージは本当に死んでほしくなかったなぁ。 |
3.《ネタバレ》 FBI捜査官がサウジに降り立った瞬間から、僕は緊張の連続だった。まさに、服の下に爆弾を巻き付け、起爆装置は赤の他人が握っているかのような緊張感。街を歩くソーブを着た男達や少年、軍人、一緒に捜査を続ける大佐でさえ、全てが怪しく映る。捜査官を遠くから捉えた映像には、「これはスナイパーの視点か?」という疑心暗鬼。そんな状況を見事に作り出し、舞台をサウジにした脚本、演出、カメラワークに素直に拍手を送りたい。そして終盤の戦闘シーン。これはもう目が画面に釘付け。”ド迫力”とはこのこと。偽物のはずの銃声に恐怖すら覚えた。ただ、これだけでは佳作止まりの映画を、何が高評価へと引き上げるのか?要因として、「テロ」「宗教」「子供の兵士」「復讐」について考えさせられ、胸に残るやるせない余韻からだと気付く。歪曲された極端な信仰ってのは、時に悲劇だよなと・・・ 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-11 10:14:14) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 基本的に「マンハッタン無宿」「ブラニガン」「フレンチ・コネクション2」「ブラック・レイン」と続く、異文化交流熱血刑事アクションの系譜に位置する作品といえよう。しかし今の時代、敵がテロリストで舞台がサウジとなると、無茶やって喧嘩して事件解決して仲良くなってハッピーエンドとはいかないようだ。犯罪捜査を基本にしつつ、ポリティカル・サスペンスの要素を絡め、対テロ戦闘の火力をぶち込むという荒業をやってのけた脚本はお見事。サウジの暗部に切り込み、セリフ一つでテロ戦争の不毛を表現したあたりが「ダイ・ハード」やら何やらとは一味違うところだ。もちろん脚本に負けず劣らず演出もいい。ハイウェイを疾走する黒塗りのRVを追いかける流麗なカメラワーク。臨場感溢れるブレブレなハンディカメラ。怒涛のカーチェイスとアクション・シーンにはぞくぞくした。ハイウェイで襲撃されるシーンの滅茶苦茶な編集がもうたまらん。戦闘の恐怖、銃の恐怖、テロの恐怖をまさに体感できる。「こっちは安全ですよ~」、ボーン。大佐役のアシュラル・バルフムさんもいいですね。プロローグもおしゃれです。体感アクションと知的スリルの双方を味わえる秀作である。 【わいえす】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-11-03 23:51:04) (良:1票) |
《改行表示》1.久々にゾクゾク感が味わえた映画だった。 前半の静寂部分と、後半の激しい銃撃戦のギャップに驚かさる。 アメリカ側の人が強すぎる。 以上 【SAKURA】さん [試写会(字幕)] 9点(2007-10-03 19:27:42) |