《改行表示》11.《ネタバレ》 内容に関しては7点くらいでいい。しかしこれだけの高得点を与えてしまえるのは、テイタム・オニールの絶頂期が見れるという貴重な作品だからだ。これだけの魅力を放っていながら意外にも出演作は少なく、現在はほぼ別人である。…ごめんなさい。今も十分綺麗だとは思いますが、本作出演当時とは判別が付かないくらい顔立ちは変わってしまっております。 アカデミー史上最年少受賞記録(助演女優賞)が未だ破られていない9歳当時の「ペーパームーン」も確かに良い。演技も可愛らしさも素晴らしい。世界的大ヒットを記録した「エクソシスト」のリンダ・ブレアを抑えての堂々の受賞であった。しかし本作でさらにその美貌が磨かれ、身長も体型も完全に子供であるにもかかわらず若干12歳にして完成してしまっている。さらに美少女+ショートカット+スポーツという完璧なトライアングルがその魅力をより一層引き立てている。マウンドでの躍動感、肘を痛めても投げ切ろうとする健気な姿勢、レオタードで拙いバレエを披露し、思い切ってバターメーカーに胸の内を打ち明けるも受け入れて貰えず涙する。全日程を消化し終幕を迎えるかと思いきや、さらなる成長を期して笑顔でバターメーカーにコーチングを依頼。まだ終わっていないという希望を持たせてくれる。何から何まで美しい。いかにテイタムの魅力を引き出すかに全力を傾けた作品と言い切れる。今更絶賛し過ぎだろキモいと突っ込まれそうだが、映画好きを自称する自分が不覚にもこの女優を全く認識しておらず初見であるからこその新鮮な感動があったのだ。自分にとっての「がんばれ!ベアーズ」はテレビ版、しかもそんなに夢中になった訳でもなく、映画版は完全にノーマークであった。40年以上も前にこれほどの輝きを放っていた女優に、悠久の時を経て会わせてくれたこの作品への感謝と感動は計り知れず。よってこの得点である。 余談だが、吹き替えはラピュタのシータ等でお馴染みの横沢啓子であった。これはずるい。本人の声も負けじと劣らず可愛いので吹替字幕甲乙つけ難い。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2021-01-17 02:24:43) (良:2票) |
10.《ネタバレ》 助演男優賞は、クソガキ・タナー。最後のタンカは「Hey Yankees! You can take your apology and your trophy and shove it straight up your ass !(なたね訳:ヘイ、ヤンキース!おまえらのトロフィをおまえらのケツに押っ立てたら、勘弁してやるぜ!)」。本当にクソガキだ。初見時から30年。もはや、ベアーズのメンバーだけでなく、バターメーカーにも心を重ねられるようになりました。愛おしい一作。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-24 20:01:15) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 今から何年も前にまだ私が小学生の低学年だった頃、日本でもこの映画と同じように野球を題材にして子供達の成長を描いた「がんばれ!レッド・ピッキーズ」というドラマが放送されていたけど、あのドラマが大好きな私にはこの映画も同じような気持ちにさせられて愛しく思えてきてたまらない。野球は大人と子供の心のキャッチボールである。大人から見たらまだまだどうしようもないガキどもが野球という素晴らしいスポーツの楽しさを知る。この映画はそんな映画としてとにかく観ることが出来る。あれだけ負け犬のような腐った心しかなかった子供達が勝つ喜びを知る。この勝つ喜びは今まで負け続けて一度も勝ったことのないベアーズの子供達にとっては大きな励みになることであろうし、逆に今まで負けたことがほとんどないヤンキースのチームメート、特に監督の支持に従わず、飛んできたピッチャーゴロを取っても一塁に投げなかった少年、ここで初めて自分の本当の気持ちを監督にぶつけるその姿は痛いほどよく解る。勝つことも大事だけど、ただ勝てば良いんじゃないということをあのヤンキースのピッチャーの姿から見て取れるし、またチームメイトの勝利を優先する為に補欠でいることを選ぶ少年、色んな姿がこの映画を見ていると仲間意識の大切さを教えられるし、この映画は単なるスポコン映画でない色んな人生に対する教訓を子供達の姿を通して大人は教えられるそんな素晴らしい映画である。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-11-28 11:38:08) (良:1票) |
《改行表示》8.子供の感情と大人の事情を複雑に絡めた作品。それぞれのキャラクターが際立ち いい味出している。 監督が何を思い改心したのか、見る人によって感じ方は違うのだろうが理屈はどうあれ今を持っても傑作。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-03 21:05:22) |
7.子供には子供なりの世界があって、大人の事情や都合で壊していいワケじゃないですし、子供なりの悲しさ、ツラさもあります。でも、大人にだって、子供と同じように悲しさツラさがあるものです。そう、子供が思うほど、大人は大人じゃない、って事が。別の生き物のように見える子供と大人が、ホントは同じ生き物だ、ってお互いを認められた時、お互いにちょっぴり成長できる、私はこの映画に、そんな事を感じました。でも、やっぱり、この映画は子供達の勝ち。ベアーズの面々の愛すべきダメっぷり、アマンダとケリーの、大人へと歩み出そうとする姿は、今でも色褪せない記憶となって甦ります。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-11-30 23:58:50) |
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6.ポルナレフに勧められて見た。すごく楽しかったし、よかったです。 【BAMBI】さん 9点(2003-11-26 15:53:10) |
5.昨日NHKのBSで久々に見ました。青春の一本、って感じかな。映画の出来としては大したこと無いんだけど、テイタム・オニールとウォルター・マッソーが本当にいい味だしてる。よくも悪くも、僕の少年期にアメリカへの憧憬を抱かせた作品。 【Jay】さん 9点(2003-05-13 17:35:50) |
4.娘を持つオヤジとして、少し酒控えようかなぁ~。でも付き合いが・・・ 【こうもり傘序曲】さん 9点(2003-03-15 19:13:35) |
【ゲン】さん 9点(2002-10-07 22:29:26) |
2.この映画の撮影に入る前、ライアン・オニールが娘テイタム・オニールにボールの投げ方を教えたり、コーチしたと言う話ですが、なかなか決まってます。子供版「メジャー・リーグ」ですが(もちろん「メジャー・リーグ」は後になって作られました)ユーモア溢れる作品で観てて、面白いですね。不良や、言葉のわからない子や、いじめっ子、いじめられっ子、女の子のピッチャーに、だらしない監督と、それぞれが個性的で、よかったです。テイタム・オニールが、1番かわいい時じゃないでしょうか?中盤、だらけた内容になりますが、最後の決勝戦の、あの夕方の感じが何とも言えない程、いい感じです。これぞ、アメリカと言う感じですね。しかし、テイタム・オニールは決まっていますね。かっこいいです。 |
1.子供のスポーツ物というステレオタイプ化されたストーリーを利用してアメリカ人の理想主義を上手に表現したファミリー映画でした。と、いう感想で終わるべきなのか「今度は負けないからね」といってカメラがZBするとひんぽんと翻った星条旗で終わるのが意味深でどっちが正しい見方だったのでしょうか。公開時ベトナム戦争はどうなっていたんでしたっけ。 【あきちゃん】さん 9点(2001-06-06 01:19:03) |