グレイテスト・ショーマンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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グレイテスト・ショーマン

[グレイテストショーマン]
The Greatest Showman
2017年上映時間:104分
平均点:7.32 / 10(Review 59人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-02-16)
公開終了日(2018-05-23)
ドラマミュージカルファミリー音楽もの伝記もの
新規登録(2017-12-23)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2019-11-24)【S&S】さん
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監督マイケル・グレイシー
キャストヒュー・ジャックマン(男優)P・T・バーナム
ザック・エフロン(男優)フィリップ・カーライル
ミシェル・ウィリアムズ(女優)チャリティ・バーナム
レベッカ・ファーガソン〔女優〕(女優)ジェニー・リンド
ゼンデイヤ(女優)アン・ウィーラー
キアラ・セトル(女優)レティ・ルッツ
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(男優)W・D・ウィーラー
山路和弘P・T・バーナム(日本語吹き替え版)
木村昴フィリップ・カーライル(日本語吹き替え版)
中村千絵チャリティ・バーナム(日本語吹き替え版)
日野由利加レティ・ルッツ(日本語吹き替え版)
桜井敏治(日本語吹き替え版)
相沢まさき(日本語吹き替え版)
脚本ビル・コンドン
音楽ジョン・デブニー
主題歌キアラ・セトル"This Is Me"
撮影シーマス・マッガーヴェイ
製作ローレンス・マーク
製作総指揮ジェームズ・マンゴールド
ドナルド・J・リー・Jr
配給20世紀フォックス
美術ネイサン・クロウリー(プロダクションデザイン)
衣装エレン・マイロニック
編集トム・クロス〔編集〕
録音ポール・マッシー[録音]
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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14.《ネタバレ》 「本物ではない」「作り物だ」等々主人公に投げかけられる言葉が、そのまま、この作品へも投げかけられていますが、個人的には「本物でなくても、この映画を観て幸せな気持ちになった人がいるのであれば、それでいいじゃないか」と言いたいです。   世の中、いろいろな人がいる中で、それが例え共同体の中のマイノリティであっても、マジョリティに遠慮を強いられたり、迫害されるようなことがなく「This is me」と言える、そして受け入れられる社会を作り上げたい!という製作者の思いが伝わってきました。
TMさん [DVD(字幕)] 9点(2021-04-11 00:27:23)
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13.フリークショー、などという昨今なかなか映画の題材には取り上げにくいテーマを、とことん前向きなミュージカルで正面突破しているのがまず、大したもの。脚色は多々あれど、意外なくらいに実話ベースの部分も多かったりして、映画観終わった後では、色々と考えること・考えさせられることがあってよいと思いますが。 マイノリティたちの哀しみと、それを乗り越えるエネルギーの力強さ。 しかしそれもこれも、まずはこのミュージカル映画としての手腕があってこそ。劇中、時間なり場所なりが思い切ったジャンプを見せて、こういうのはまさに映画の特権、自由に時空を飛んでみせ、重力からも解放され、場合によってはスローモーションで時間を自由に伸び縮みさせたりもする。だけど何から何まで自由勝手なんじゃなくって、ミュージカル映画として、「リズム」がこの映画を支配しているかのようです。「リズム」には登場人物たちも逆らえず、時には彼らの動作すらが拘束される。だけどそれが不自由なのではなくって、グラスの音が刻むリズムが次の音楽へ繋がって行ったり、新たな流れを生み出していくのが、実に心地いいのです。 ヒュー・ジャックマンというヒトは、映画ではウルヴァリン役に代表されるようにアクション俳優の印象が強いけど、出自はミュージカルらしく、本作でも歌って踊って、若い連中には決して引けをとっていません。 ミュージカルとしての魅力が詰まった作品です。
鱗歌さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2020-03-20 03:35:43)
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12.《ネタバレ》 基本ミュージカル調の映画は苦手なのですが この映画に関しては楽曲が良すぎました。  気持ちの切り替わりをミュージカルでうまくまとめあげているため、だらだらうだうだシーンがなく、テンポよく進み飽きずに観ていられます。  それゆえにフリークの人達の葛藤やあの場所がホームと想える所以が描ききれていないのは勿体無いところ
メメント66さん [インターネット(字幕)] 9点(2019-08-11 17:45:42)
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11.《ネタバレ》    演出やシナリオで何かを伝える映画じゃなくて、歌詞に物語を重ねる映画。  個人的にミュージカルというものは、音楽やダンスを見せるためのものではなく、 誰もが持つ、怒りや悲しみ、悔しさ、嘆き、喜び、愛、 胸を突き破るような感情を表現できる最高の演出だと思ってます。 海に向かって、わーーーーーーーーっ! て叫びたくなるような感情の爆発! それが歌にのせるのがミュージカル。  誰だって、いろんな思いを持つ。 どうしていいか分からない、何故だかわからない、胸にくすぶる異物。 それを美しい音律で吐き出す。  映画として見るならば、そこに至るまでの過程は淡泊ですが、 歌詞に載せる感情の爆発にフォーカスしきったミュージカルの名作だと思います。  あと個人的にはバーナムが実在の人だったかは、どーでもよかですねーw 大事なのは爆発するみんなの想いやけん。 舞台のライブで見たいミュージカルでした。
こっちゃんさん [インターネット(字幕)] 9点(2018-06-23 14:26:36)(良:1票)
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10.《ネタバレ》 素晴らしいミュージカル映画です。画面内の観客と一緒に手拍子&足踏みしたい、そんな衝動に駆られます。楽しい曲、切ない曲、オシャレな曲、良い曲が沢山なのですが、何と言っても「THIS IS ME」が素晴らしい。信頼していた人から酷い仕打ちを受けた後のシーン、バラードでも始まるのかと思ったらこのパワフルな曲!もう歌詞がグサグサ刺さって涙ぼろぼろでした シナリオ自体は特筆するようなものではありませんが、音楽の素晴らしさとその魅せ方の上手さに惹きつけられました。お勧めです。
alianさん [映画館(字幕)] 9点(2018-05-06 23:45:18)
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9.《ネタバレ》 若い頃、モータウンを聞いてアメリカ人になりたいと思った、その思いが再燃! このダンス!この歌!このセンス!That's Entertainment! ああ、これこそアメリカにしか作れない! バーカウンターのシーン、空中ブランコのシーン、そしてthis is meは圧巻! 一切手抜きの無い演出とダンス。これでもかとエネルギーが炸裂します。 ミュージカルだからストーリーは本来気にならないのですが、サーカスの雰囲気は苦手で、燃えたぎる興奮の邪魔をしました。 特にthisis me の団員達の魂の叫び、あの怒りやパワーがシュー―ッとどこかに消えて行ったのは残念です。 自伝と知りませんでした。劇場が燃えて金がない、それなら「路上かな?」と思ったら 「テントがある」。ああ、実話なのか!全身の毛穴が逆立ちました!久々に楽しんで満たされました!
LOISさん [映画館(字幕)] 9点(2018-04-15 21:05:10)
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8.ミュージカル映画はあまり好き好んで見るたちではありませんが、めちゃくちゃ王道なストーリーだと思いました。 イギリスの階級社会の理不尽さと、さらにその枠組みからすら除外される「フリークス」と呼ばれる人間との心の交流を描いた作品。  細かいことは気にしないテンポのよさが心地良いですね。 バーナムとチャリティが結ばれた理由とか、部屋に引きこもるフリークスの人を説得するシーンとか、新進気鋭の劇作家さんがサーカス団のメンバーの子に惚れちゃうところとか、バレエで心折れてた娘が辞めずに続けて成功してたところとか、本来なら丁寧に描いても良さそうな部分を徹底的に、はしょっています。 だから、見る人が見たら、「え、何でそーなるの?」と突っ込みたくなるのかもしれない。 でもそこを勢いで補えるのがミュージカルなのかなと。 実際、ミュージカルのシーンでは何度か涙しました…。  めちゃくちゃ王道だと思ったのは、挫折→成功→挫折→大成功→大挫折の流れを丁寧に追いかけているところです。 様々な問題が作中で描かれていましたが、あまり根本的な解決に至っていない部分も多く、映画的にはすっとしない感じもありました。 例えば、英国女王にすら見世物集団を認めさせたバーナムではありますが、もっとも因縁のある上流階級はチャリティの父親です。 父親を見返すことは最後まで叶わず、「娘は逃げ帰ってくるさ」の言葉通りになってしまう。 まあ最終的にサーカスを復興させて嫁を戻してたので何かしらあったのかもしれないけど…。 細かいことはいいか!
アーウーマンデさん [映画館(字幕)] 9点(2018-04-13 07:21:57)
7.《ネタバレ》 これこそザッツ・エンターテインメントなのではないでしょうか。演技良くテンポよくそして何よりも音楽が良い。力強くエネルギーに満ち溢れている出演者の演技は観ている人たちも笑顔にします。わかりやすい起承転結でもちろん最後はハッピーエンド、これこそ映画の楽しさ、That's Movie!だと思います。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 9点(2018-03-18 19:24:18)
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6.《ネタバレ》 興行主なんて胡散臭いんだよ、実際。 これをどこから見ても好い人なヒュー・ジャックマンが演ったので善人に見えたわけで。良い配役だと思いました。 ミュージカル映画はもともと好きな分野だけど、本作はまた特別楽曲が素晴らしかった。美しい詞とメロディーに加えて迫力あるダンスに曲を聴きながら涙ぐむこと、数回。 Show must go onといえば、十数年前にムーランルージュっていう映画があって、あれにもフリークスと呼ばれる人々が出ていたけど、あっちは切り口が全然違ったもんね。本作は現代らしい映画です。 最近年食ったせいか、こういう直球なテーマの映画に弱いです。
denny-joさん [映画館(字幕)] 9点(2018-03-07 15:33:04)
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5.《ネタバレ》 自分の中でこの映画は「観ている時」と「観た後」で評価が変わって悩んでいます 王道なストーリーでありながら圧倒的なエンターテイメントに上映中は心を奪われ満足して劇場を出ました。 エンドクレジットにあるバーナムの残した言葉から恥ずかしながらバーナムが実在の人物だと気づきネットで調べると バーナムが実在したばかりではなくサーカス団員も実在であることを知り双子のアジア人はシャム双生児であったり、予想以上の現実を叩き付けられる。 もちろん映画なので脚色は仕方ないことなのだが、劇中私も虜になった空中ブランコの女性はおそらく恋に発展することはなかった人ではないか、 その他も現代では人権問題にも発展する「見世物」にだんだん怒りすら感じてきた。 そのことを知っていたら私は建物に火をつけた側の目線で映画を観ていたかもしれない、、、 しかし素直に上映直後の感想を点数にするのが正しいと思うし、その後も色々考えさせてくれたことに感謝します。
かのっささん [映画館(字幕)] 9点(2018-03-01 10:21:39)
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4.《ネタバレ》 オープニングからミュージカルが全開!。久々にこれぞザッツ・エンターテイメント!を堪能しました。 主人公夫婦が子どもの頃から結婚までを一気に見せるプロローグから、まずはミュージカルシーンをたっぷりと見せてくれます。 以降も、一風変わった連中が続々と劇場に集結してくる。どうなるんだろうと思っていたら、 彼らが全員参加での実にパワフルな歌とダンスに圧倒されます。 続いて男2人がバーで。バーテンダーもスポット的に参加し、グラスやボトルも効果的に使われるパートもとても楽しい。 家族が揃う心温まる場面に、仲間が皆揃っての楽しくパワフルなステージに、時には女性歌手がしっとりと歌い上げる時間帯もあり。 更に空中ブランコ乗りがミュージカルシーンに立体感と躍動感をもたらし、本作に欠かせないピースとして実に効果的に機能しています。 趣向を凝らしたミュージカルシーンの数々、その音楽も素晴らしかった。 ストーリーは家族の物語から始まり、主人公の興行師バーナムは成功と挫折を味わいますが、ラストはまた家族の元へと帰っていく。 素晴らしき予定調和、やはりミュージカルにはこんなストーリーの流れがいいですね。
とらやさん [映画館(字幕)] 9点(2018-02-28 16:00:11)(良:1票)
3.《ネタバレ》 ミュージカル映画に何を求めるかでこの映画の評価は決まると思っている。ストーリーばかりを追い求めたり、テーマ重視の人には強く薦めることは出来ないがミュージカル映画は感じる映画として観る人は絶対に楽しめる映画だ!私がミュージカル映画に求める物は何度も繰り返して聴きたくなる音楽、楽曲の楽しさがこの映画の一番の魅力だ。オープン二ングの主人公バーナムのカッコ良いダンスから引き込まれていく。ストーリーは確かに大した話ではないし、単純と言えば単純かもしれない。でもそれで良い。ミュージカル映画に複雑な話、重たい話やらテーマなど要らない。ミュージカル映画とは本来、楽しくあるべきという答えがこの映画にはある。感じることが出来るし、音楽の楽しさと素晴らしさを身体全体で表現して見せてくれる登場人物、素晴らしいセットにサーカスのシーンの楽しさ、空中ブランコのシーンなんて本物のサーカスでも見てるみたいな興奮を味わうことが出来ただけでも大満足です。映画の終盤で主人公が建てた劇場が放火によって全焼してしまう後にバーで落ち込んでいる姿を見て、仲間達が次から次へと励ますシーンに感動させられた。お金がない。それならばとテントを張り、広場でショーをと考えてそれをやり遂げるバーナムと仲間達、最初は変人扱いされてるバーナムとその仲間達の素晴らしい歌とダンスに酔いしれた街の人たち、黒人だろうが白人だろうが太ってようが背が異常に高かろうが低かろうが関係無い。皆、同じ人間だ!この映画は観る者を音楽の力で幸せにする映画だ!
青観さん [映画館(字幕)] 9点(2018-02-23 19:01:03)
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2.個人的には、とても気持ちのいいエンターテイメントな映画だった。 特にストーリーは、特筆すべきものではなかったが やはり音楽が良かった。 ミュージカルで音楽が良いのは必須だとは思うが でも良かった。 退屈な時間は皆無と言っていいほど、私には1ミリも感じなかった。 テンポが良くて、音楽がいい、そして映像も悪くない。 気持ちを↑アゲたい人には、ぜひ鑑賞してもらいたい1本だ。
昭和の代表さん [映画館(字幕)] 9点(2018-02-20 09:19:05)
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1.《ネタバレ》 新婚生活を始めたヒュー・ジャックマンとミシェル・ウィリアムズの、アパート屋上でのダンス。 少年少女時代の交流をミュージカルでモンタージュしたシーンに続き、時間の経過をシンプルかつ鮮やかに描写すると共に、 二人の舞踊に合わせて屋上に干されている白いシーツを舞い踊らせるという細やかな心得が嬉しい。 さらに次のシーンでは、これらのシーツを再び活用して子供たちに幻燈を見せるという芸当も披露してくれる。 海辺に佇むミシェル・ウィリアムズの青いショールは風にたなびくし、ドレス類はダンスによって華々しくダイナミックにひるがえる。 そこに風があるか無いかで、ショットの情感はまるで違うのだ。  ヒュー・ジャックマンとザック・エフロンのカウンターを舞台にしたダンスの素晴らしさをはじめ、 長すぎず、短すぎず、寄りすぎず、引き過ぎず、程よく編集されたダンスシーンの画面は舞踊と音楽が融合する快感を存分に味わわせてくれる。 その中で、ここぞというシーンで入るスローモーションもすこぶる効果的だ。  劇中での別離、再会のシーンには常に階段の段差が配置され、斜めの動きを呼び込むベクトルを仕込むというような 奥行きのある空間づくりも達者である。 怪我をして横臥するザック・エフロンと見舞うゼンデイヤの位置関係も、決別シーンとの対比として 演出されているのだろう。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2018-02-18 22:00:17)
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【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 7.32点
000.00%
100.00%
200.00%
311.69%
411.69%
558.47%
6610.17%
72033.90%
81118.64%
91423.73%
1011.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 9.14点 Review7人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
オリジナル主題歌 候補(ノミネート)楽曲|"This Is Me"

【ゴールデングローブ賞 情報】

2017年 75回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ヒュー・ジャックマン候補(ノミネート) 
主題歌賞 受賞楽曲|"This Is Me"

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