6.フランス映画はわりと苦手なのですが、ジュネ&ギャロは別なんです。ブラックな画面とストーリーと笑いで独特な雰囲気が大好きです。ドミニク・ピノンが役にぴったりな映画です。 【rexrex】さん 9点(2004-06-12 13:43:15) |
5.かなり面白かったです。笑えました。ブラックユーモアでもなんでもなく、ただひたすら可愛いんです。地底人たちのゴキブリっぽさも可愛い!みんなすっごく個人的ですね!音楽もよかったな。生活音が音楽になっていくのはたまらなく好きです。映像画像がすさまじく醜いのには辟易しましたが、それさえクリアすれば満点でした。 |
4.ずっと暗い分、ラストの青空が絵に描いたようにとても美しい。いい空です。カニバリズムをコミカルに面白おかしくやってしまうのはスンゲエ笑えた!「これ、おばあちゃんの肉だろ」「しかたなかったんだよ」「そうだな、しかたないな」「食うか」・・・っておい。地底人の衣装やテンションもなんかずれてるし。それと、肉屋の親父の娘さんがかわいかったなあ |
3.随分昔、何かで「美術系学生が選ぶ映画ベスト3」とあって、この作品が入っていた(ちなみにもう2つは「時計じかけのオレンジ」と「ブレードランナー」だった)。近未来でありながらあまりにもクラッシック。陰惨でひどく暗色な画面なのにどこか滑稽で和気藹々。シリアスなのかコメディなのかも不明。一癖も二癖もある奇妙奇天烈な世界観。この作品はジャンル分けを見事に拒否しつつも、その世界観をきちんと自己消化している。どうもこの監督は「おれは一筋縄ではいかないぞ」という食えない奴だな、とジャン・ピエール・ジュネのイメージが私の中で固まってしまった作品(だから、「アメリ」が大衆作になってしまったことが不思議でならない。あれもジュネ色たっぷりなのに)。ちなみに私の近所のレンタルビデオ店ではこの作品がなぜかホラーの棚に置いてある。何か間違っている。 【ひのと】さん 9点(2004-01-18 12:36:22) |
2.劇場で見たのがもうかれこれ10年以上も前か・・・。フランスのブラックコメディって面白いと初めて思った作品。 【piggy】さん 9点(2003-12-27 01:21:18) |
1.「なんか変な映画ない?」と言って友人に薦められたのがコレでした。今思うともっと変な映画はたくさんあるとは思いますが、非常識的におもしろい変な映画です。細部へのこだわりだとか絵的な画面構成、超個性的な役者、ブラックだけどポップなこの映像感覚にやられました。個人的には「セザンヌ ミーツ デミアン・ハースト(サメのホルマリン漬けの人です)」って感じです。 【カエル】さん 9点(2002-11-03 00:39:36) |