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魔界転生(1981)

[マカイテンショウ]
1981年上映時間:122分
平均点:7.45 / 10(Review 94人) (点数分布表示)
アクションホラーファンタジー時代劇小説の映画化オカルト映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-08-18)【イニシャルK】さん
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監督深作欣二
助監督土橋亨
キャスト千葉真一(男優)柳生十兵衛光巌
沢田研二(男優)天草四郎時貞
若山富三郎(男優)柳生但馬守宗矩
佳那晃子(女優)細川ガラシャ夫人
緒形拳(男優)宮本武蔵
室田日出男(男優)宝蔵院胤舜
真田広之(男優)伊賀の霧丸
丹波哲郎(男優)村正
神崎愛(女優)おつう
成田三樹夫(男優)松平伊豆守
松橋登(男優)将軍家綱
久保菜穂子(女優)矢島の局
内田朝雄(男優)酒井雅楽頭
島英津夫(男優)柳生又十郎宗冬
角川春樹(男優)板倉内膳正
鈴木瑞穂(男優)小笠原少斉
岩尾正隆(男優)安井藤兵衛
中村錦司(男優)石田上総守
河合絃司(男優)神尾備前守
川浪公次郎(男優)松平隼人正
有川正治(男優)伊崎平内
成瀬正(男優)甲賀玄十郎
梅沢昇(男優)伊賀の長老
福本清三(男優)甲賀忍者
浜村純(男優)茂左衛門
東龍子(女優)茂左衛門の妻
犬塚弘(男優)宗五郎
野口貴史(男優)彦作
三谷昇(男優)旅僧
高月忠(男優)百姓
丸平峰子(女優)百姓
中島葵(女優)百姓
秋山勝俊(男優)与平
相馬剛三(男優)阿部豊後守
鈴木康弘(男優)富田主膳
島田秀雄(男優)
木谷邦臣(男優)
波多野博(男優)
宮城幸生(男優)
富永佳代子(女優)
美松艶子(女優)
岡島艶子(女優)
白石加代子
原作山田風太郎「おぼろ忍法帖」(のちに「魔界転生」と改題)
脚本野上龍雄
深作欣二
音楽菅野光亮
高桑忠男(音楽プロデューサー)
撮影長谷川清
製作角川春樹
東映
角川春樹事務所
企画角川春樹事務所
プロデューサー本田達男
佐藤雅夫
配給東映
特撮矢島信男(特撮監督)
大澤哲三(特殊技術 美術)
美術井川徳道
佐野義和
編集市田勇
録音中山茂二
照明増田悦章
あらすじ
島原の乱が幕府に鎮圧された夜、殺された天草四郎(沢田研二)の霊が復活する。彼は現世に未練を残して死んだ傑物たちを、次々と魔界から転生させ、復讐の手下として使う。柳生但馬守(若山富三郎)、宮本武蔵(緒方拳)、宝蔵院胤舜(室田日出男)、細川ガラシャ(佳那晃子)など。反幕府の不穏な動きを悟った柳生十兵衛(千葉真一)は、妖刀村正を携えて、伝説の剣士たちにひとり挑む。山田風太郎の同名小説を深作欣二が映画化。
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15.監督・脚本家から道具係りさんに至るまで全ての関係者が120%の本氣パワー全開で創りあげた映画と見えました。昭和の時代は何の分野にでもいた職人の仕事ぶりに感服。取り分け役者さん方、アクションのベテランは勿論ですが、神に捨てられた(と思い込み)恨みで魔に転じた若き殉教者を、狂氣たっぷりに演じているジュリーさんの姿は見事。当時、真の意味でのマルチタレントだった彼の実力を見せつけられた感があり、大いに見応えあります。
役者の魂さん [ビデオ(邦画)] 9点(2015-03-13 06:46:39)(良:1票)
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14.《ネタバレ》 最初に見た時は柳生や宝蔵院とかわかりませんでしたが、 宮本武蔵が蘇ってその剣をふるうというのが何より魅力的でした。 序盤の魔界衆達が増える場面は少したるいけど、 宝蔵院胤舜が仲間になるあたりからおもしろくなります。 甲賀衆が伊賀の村を襲っている最中、突然あらわれる魔界衆。 生前は煩悩を断とうと苦悩していた宝蔵院胤舜が淫猥な表情で、 甲賀のくのいちを襲い、槍で次々と甲賀衆を薙ぎ払う。 対照的に無表情で無造作に木刀をふるい甲賀衆を叩きつぶす武蔵。 魔界衆の強さと異常さを見せる序盤でもお気に入りの場面です。 中盤また少し中だるみになりますが、細川ガラシャ(佳那晃子)の エロスがそんな気分を吹き飛ばしてくれます(笑)。 いや本当にお美しい…。 柳生但馬守宗矩(若山富三郎)も存在感がありますね。 魔界衆となってからの十兵衛と初見の場面。 手招きも無気味ながら、荒れた部屋に再び何事もなく戻り座る場面も、 魔界衆の異常さや怪しい雰囲気が出ていると思います。 そしてなんといっても城内の殺陣が見どころですね。 縦横無尽に切りまくる、そのキレもさすがですが、 手前に但馬守、奥に細川ガラシャと2箇所同時に殺陣を演じるなど、 なかなかこった見せ方をしています。 そして炎上する城内での戦い、いまならCGですませてしまうのでしょうが、 実際に燃えるセットの中で殺陣を演じていたわけですから、 なんかそれだけでも凄いと思ってしまいます。 ただ柳生十兵衛が連戦連勝という形になってしまうので、 少し強すぎかなという気もします(武蔵を倒しちゃいましたしね)。
映かったーさん [DVD(邦画)] 9点(2008-12-14 11:11:31)
13.大昔に一度見た記憶があったが、サニー千葉ちゃんの柳生十兵衛が見たくて再視聴。最近の時代劇では出演者が茶髪だったりサラサラヘアだったりでいつの時代なのか良く分からないものが多いですが、やっぱりこのビシッと一本芯の通ったような時代劇の雰囲気がたまりません。一番驚いたのが若山富三郎の殺陣。最初登場したときは「けっこうヨボヨボの但馬だな・・・」とか思ってたらビックリ。何だあの動き・・・。サニー千葉ちゃんもそうだがこいつら真剣もたせたら絶対人斬れるぞ。深作欣二監督亡き後こんな時代劇はもうできないかな。
Endorphineさん [DVD(邦画)] 9点(2008-07-21 21:12:31)
12.子供の頃から、だーい好きな映画なの。まあ子供に安心して見せられるタイプの映画ではないかもしれませんけどね。とにかく、登場するキャラクターの豪華さは、まさに夢のよう、『リーグ・オブ・レジェンド』なんてメじゃないね、と真剣に思うぞ。そしてこのキャラ達を演じる役者陣がまたナイス。イイ声担当のジュリー、スタント担当の真田広之、エロ担当の佳那晃子、などなど、各ジャンルにおいて定評のある才人が結集しております(エロに定評って・・・)。なかでもスバラシイのが、若山先生の驚異的ともいうべき殺陣! さすがは座頭市・・・の兄貴。もちろん忘れてならないのは主演の千葉ちゃん、渋い、渋い、渋すぎる。宮本“これって緒形拳?”武蔵との対決シーンがこれまたシビれる。とかく暗いシーンの多いこの映画で、しかも後半のスピード感あるドス黒い流れを敢えて断ち切り、この二人の夢の対決を、陽光の下の海岸に求めたのが、印象的で心憎いところ、サービス満点です。というわけで、特異なストーリーによってこそ実現する、特異なシチュエーション、特異なシーンのオンパレードに、アゼン愕然、キモチワルくてユカイで楽しい映画、なのです。
鱗歌さん [地上波(邦画)] 9点(2008-03-10 10:35:58)(良:1票)(笑:1票)
11.《ネタバレ》 主役の天草四郎がジュリーというキャスティングのセンスが凄すぎ。彼ほどのアイドル性とカリスマ性を持った人であれば、霊界から甦ったと言われても納得してしまいますし、少しも衣装負け・美術負けしていません。当時アイドルとして売り出し中だった美青年・真田広之も、ジュリーの前ではまるで子供ですね。細川ガラシャの佳那晃子も頑張っています。いつもは脇役のことが多いので、これほど存在感があったというのにはびっくり。2人が並ぶと、千葉真一や若山富三郎ですら食われてしまいそうです(ラストの殺陣は別格ですが)。よく見ると、登場人物のそれぞれの動きは適当でばらばらなのですが、陳腐な団結とか統一目標といったものを出さずに迫力で全部押し切っているのは見事。
Oliasさん [映画館(邦画)] 9点(2006-09-12 01:00:21)(良:1票)
10.出来る事なら亡くなった若山富三郎氏を本当に「魔界転生」させて映画界に蘇らせて欲しい。そう思わせるほどまでにあの太刀筋は斬れている。
ぶらきさん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-28 03:53:52)(良:2票)
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9.《ネタバレ》 映画館で2回続けて見た昔の自分。最近DVDでまた見た。 邦画では一番好きかもしれない。原作も読んだし。リメイクのお粗末さにくらべてこの充実感。当時は技術も進んでなくて、効果とか大変だったろうに。やっぱり映画は技術は「1番目」じゃないんだよね。20年前のほうが、役者さんもうすっぺらくない。みんな「何かありそう」な顔をしている。リメイク悲しかったなあ。個人的記念碑的作品。 追・↑ぶらきさんそのとおりです。切れてます。
パブロン中毒さん [映画館(吹替)] 9点(2005-11-09 21:48:44)(良:2票)
8.個人的に題材に対して少々、小馬鹿にするところがあったのだけれど、圧倒的に特異な世界観に引き込まれた。妖艶に人の心につけ込んで自らの復讐のために利用する沢田研二の天草四郎が鮮烈。千葉真一の柳生十兵衛、佳那晃子のガラシャ夫人も存在感がある。燃え盛る江戸城でのクライマックスは圧巻だった。同監督作「柳生一族の陰謀」に続けて今作を観るとなかなか興味深い相違があって楽しめる。まだ未見だけど、今作を観ると窪塚洋介版「魔界転生」が大きくかすむのも仕方ないかもしれない。
鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 9点(2004-03-25 12:11:04)
7.《ネタバレ》 人の心の奥に眠る、わずかなこだわりや無念さを汲み取って仲間にしていく過程が良い。柳生宗矩が裏切ったのも十分納得できる。対決シーンでは無駄に長すぎず、まさに「勝負」という感じ。武蔵や宗矩との対決では、笛やお経(?)を使い、「十兵衛が強いのか?武蔵・宗矩が強いのか?」という問題を非常にうまくぼやかしていて、観た人の判断に任している(笛が効いた!いや、あのときの武蔵は笛など無意味。等)。千葉真一や若山富三郎もカッコいいです。
らいおんさん 9点(2004-02-16 12:37:45)
6.登場人物もオールスターなら、俳優人もオールスター。若山富三郎と千葉真一の殺陣、佳那晃子の妖艶さ、もう素晴らしいの一言。観ている人を飽きさせない、最高のエンターテイメント。これだけできのよい作品を、わざわざリメイクしようとする意図が理解できない。
なおてぃーさん 9点(2004-02-01 02:11:58)
5.柳生十兵衛は千葉真一しか考えられないし、あの豪華なキャスト陣は今では絶対に不可能であろう。中でも若山富三郎の殺陣は背筋が震える迫力があった。昔、ゴールデン洋画劇場で高島が言っていたが、最後の壮絶な炎の中での戦いのシーンは、灼熱の中ただ役者が我慢して撮ったものらしい。最近のCGに頼った、明らかに違和感しか残らない日本映画は見習うべき点があるのではないだろうか。先人がこれだけの傑作を創った後で、よくあのくだらないリメーク版を発表出来たものだとつくづく思う。
まさサイトーさん 9点(2003-11-30 17:34:40)
4.こんな感動は久しぶりだ!!俳優がみな役にハマッていて、すごいパワーを感じる映画でした!これをリメイクするには、相当の覚悟がいりますね。
まさやんさん 9点(2003-07-04 10:50:20)
3.81年とはとても思えない作品。今観ても全然古臭さを感じないし、江戸城が燃え盛るシーンなんてリアルそのもの。千葉真一の演技はちょっと大袈裟に感じたものの、緒方拳、真田広之など、役者もいい演技してた。若山 富三郎の城内での殺陣は鳥肌物。この時すでに60歳を越えてたと記憶しているんだが、あのキレは一体なんだ?とにかくこの映画は邦画界に残る名作かと思われます。で、リメイク版も観てきましたが・・・本作が一大スペクタクル作品だったのに対しあのしょぼさ・・・映像を美化しすぎ。魔界転生の世界観はあの生々しさがあってこそのものだと思うんだけど・・・殺陣も全然だし、おっぱいも出てこないし、ミスキャストも結構・・・これじゃあ深作監督も浮かばれない。
銀椅子さん 9点(2003-05-13 07:33:12)
2.久しぶりにレンタルで観ました。DVD買おうかなー。自分の脳内で伝説化していた若山富三郎の殺陣は、やはり伝説級でした。正直、千葉真一よりも沢田研二よりも他の誰よりも、印象に残ります。
しろさん 9点(2003-04-21 16:23:54)
1.千葉真一に柳生十兵衛に8点、緒方拳に1点。十兵衛は千葉ちゃん以外は考えられないね。もう一度見たいな~。レンタルにないんだよね。
クーがさん 9点(2002-04-02 14:35:56)
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【点数情報】

Review人数 94人
平均点数 7.45点
000.00%
100.00%
200.00%
322.13%
411.06%
51010.64%
61010.64%
71920.21%
82930.85%
91515.96%
1088.51%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.83点 Review6人
2 ストーリー評価 7.50点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review8人
4 音楽評価 7.40点 Review5人
5 感泣評価 3.60点 Review5人
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