草原の輝き(1961)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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草原の輝き(1961)

[ソウゲンノカガヤキ]
Splendor in the Grass
1961年上映時間:124分
平均点:7.45 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
公開開始日(1961-11-17)
ドラマ青春ものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【にじばぶ】さん
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監督エリア・カザン
助監督ウール・グロスバード(ノンクレジット)
演出山田悦司(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
キャストナタリー・ウッド(女優)ウィルマ・ディーン・ルーミス
パット・ヒングル(男優)エース・スタンパー
ゾーラ・ランパート(女優)アンジェリーナ
ウォーレン・ベイティ(男優)バッド・スタンパー
ゲイリー・ロックウッド(男優)アレン・"トゥーツ"・タトル
サンディ・デニス(女優)ケイ
フィリス・ディラー[女優](女優)テキサス・ガイナン
ウィリアム・インジ(男優)ホイットマン牧師(ノンクレジット)
バーバラ・ローデン(女優)ジニー・スタンパー
渋沢詩子ウィルマ・ディーン・ルーミス(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
川久保潔エース・スタンパー(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
高橋和枝ミセス・ルーミス(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
富山敬バッド・スタンパー(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
矢田稔デル・ルーミス(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
白石冬美ジュアニータ・ハワード(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
田島令子ウィルマ・ディーン・ルーミス(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
石田太郎エース・スタンパー(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
藤波京子ミセス・ルーミス(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
吉田理保子ジニー・スタンパー(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
有川博バッド・スタンパー(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
宮内幸平デル・ルーミス(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
野島昭生(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
土井美加(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
山田栄子(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
沢木郁也(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
大木民夫(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
京田尚子(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
久保晶(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
緒方賢一(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
村松康雄(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
川浪葉子(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
鵜飼るみ子(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
向殿あさみ(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
龍田直樹(日本語吹き替え版【1981年テレビ朝日】)
原作ウィリアム・インジ
脚本ウィリアム・インジ
撮影ボリス・カウフマン
製作エリア・カザン
ウィリアム・インジ(製作補)
配給ワーナー・ブラザース
美術リチャード・シルバート(プロダクション・デザイン)
ジーン・キャラハン〔美術〕
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
編集ジーン・ミルフォード
あらすじ
大恐慌前のカンサス州の小さな町の高校のクラスメイトのバッド(W.Beatty)とディーニー(N.Wod)は恋人同士であったが、ディーニーは母親からの影響で、バッドの肉体的な欲求には応じないでいた。その為に二人の関係は次第にすれ違い始め、ついにはディーニーは精神を病むようになる。精神病院で療養した後、ディーニーはエール大学を中退して故郷に戻っていたバッドの家を訪ねるのだが。ワーズワースの不滅頌歌をモチーフにした不朽の青春映画
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8.《ネタバレ》 超久しぶりに見直して、やっぱり大傑作だと再確認。とにかく圧巻はラストだと思います。そこに至るまでは、長い長い伏線でしかありません。大恋愛の末にうまく行かず、別れてしまうのはよくある話。貞操観念とか、家の事情といった話は、極論すればどうでもいいんです。 しかし本作が出色なのは、それぞれ別々の道を歩んだ後、もう1度自分の意思で会いに行ってしまうこと。このラストの緊張感と、もう昔には戻れないというやるせなさと、いよいよこれが本当の別れというせつなさがたまりません。しかもそのタイミングで「草原の輝き」の詩を語るのがまた憎い。 この場面には、誰もが自分自身を投影するんじゃないでしょうか。ある程度年齢を重ねてくると、いろんな事情でもう一生会わない(会えない)人が増えていきます。ではもし、あえて会いに行ったらどうなるか。それをヒリヒリするような〝痛み〟とともに疑似体験させてくれるからこそ、この作品は古いながらも高く評価されているのだと思います。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-08-23 03:13:54)(良:1票)
7.《ネタバレ》 ワーズワースのあの詩「草原の輝き 花の栄光 再び それは還らずとも なげくなかれ その奥に秘められた力を見出すべし」とかいうこの詩が最後の最後にずしりと重く圧し掛かる。若い二人の恋の行方、切ない気持ちというものが見事なまでに表現されたこれが本当の恋なんじゃないかねえ!君!と何だか寅さんみたいな口調でつい、言いたくなってしまうぐらいこの映画は本当に二人の心情というものがよく描かれている。特に愛する男の為に純潔を守り続ける女性を演じたナタリー・ウッドが素晴らしい!個人的に同じナタリー・ウッド主演の「ウエストサイド物語」は感情移入出来ず、それほど好きでもないけど、これは良かった。とにかくナタリー・ウッドのあまりの美しさ、可愛さ、今までナタリー・ウッドてそれほど気にしたこともなければ、良いと思ったこともなかったけど、参りました。この映画を観て、ナタリー・ウッドという一人の女優に恋をしてしまった。とにかくナタリー・ウッドの全てがこの映画では本当に魅力的に見えてたまらない。
青観さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-08-14 22:09:43)(良:1票)
6.《ネタバレ》 子どもを通じて自己実現をしようとする親。いつの時代も変わらないんですね。油田開発で裸一貫から成功した父親は息子に、自分が得ることのできなかったアカデミックステータスを与え自己実現を図ろうとする。姉の分まで期待され、自分の意思で人生の選択をすることができなくなったバッドに同情してしまいました。ディーニーも母親によって貞操観念を刷り込まれ、性に対して罪悪感を持つまでにいたる。ニューヨークで父親がショーを見ながら息子に対して発する贖罪の言葉、病院から出てきた娘にいう母から言う自分の子育て方に関する贖罪にツーンとくる物がありました。戻すことのできない過ぎ行く時間の流転、感性が敏感すぎる青春という二度とない時間の輝き。名作です。
バチケンさん 9点(2004-12-15 20:50:49)(良:1票)
5.ナタリーウッドが退院して家に帰ってきたシーンで「彼は何処?」父「村外れの農場だよ」・・・もう何故かここから最後まで涙が止まりませんでした。名作。
なつももさん 9点(2004-04-23 21:32:57)(良:1票)
4.《ネタバレ》 純粋で・・・純粋すぎた恋。抑制されればより燃え上がり、そしてその抑制に負ければ狂乱してしまうほどの恋。しかしそんな恋も、時が経ち時代も環境も変わると、冷静に見ることができる。淡い想いと帰らぬ時間。いろいろなものがラストの詩とともに感じられる。29年とか株とかを強調していたが、時代背景にブラックマンデーを絡めたのもにくい。丁度アメリカそのものが変わる時代だったんだろうな。
さん 9点(2003-11-17 22:43:26)(良:1票)
3.《ネタバレ》 まだ世の中の時間がゆっくりと落ち着いて回っていた古き良き時代の青春映画。今の時代ではもうこんな味のある恋愛映画は作れないでしょうね。ナタリーウッドとビーティー(ベアティー?ベイテイ?なんで彼の名前の呼び方はこんなに頻繁に変わるのだろう?)の途中の絡みはちょっと間延びしていなくもないけども、なんと言ってもラストの二人の再会と別れの切ないシーンは忘れられません。ハッピーエンドで終るのではという期待は完全に裏切られましたけど、その分酔わされました。
キムリンさん 9点(2003-09-23 17:50:11)
2.ラスト映画館でボロボロでした。この映画を観てからワーズワースの詩を読みました。胸が引き裂かれるような、やりきれない気持ちを思い出させてくれる映画です。時代性があるのかもしれないけど本当に苦しい恋愛映画です。
omutさん 9点(2003-07-27 03:58:09)(良:1票)
1.この映画にコメントがゼロというのは寂しい。60年代ハリウッド青春映画の代表作だと思います。ラストのナタリーウッドとウォーレンビューティの再会シーンは秀逸でした。
camino21さん 9点(2002-01-04 01:38:35)
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【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 7.45点
000.00%
100.00%
200.00%
325.26%
400.00%
5410.53%
6615.79%
7513.16%
8821.05%
9821.05%
10513.16%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1961年 34回
主演女優賞ナタリー・ウッド候補(ノミネート) 
脚本賞ウィリアム・インジ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1961年 19回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ナタリー・ウッド候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ウォーレン・ベイティ候補(ノミネート) 

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