浮き雲(1996)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ウ行
 > 浮き雲(1996)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

浮き雲(1996)

[ウキグモ]
Drifting Clouds
(Kauas Pilvet Karkaavat)
1996年フィンランド上映時間:96分
平均点:7.36 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
ドラマコメディ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-03-05)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督アキ・カウリスマキ
キャストカティ・オウティネン(女優)妻 イロナ
カリ・ヴァーナネン(男優)夫 ラウリ
エリナ・サロ(女優)老舗レストランの女性オーナー スヨホルム夫人
サカリ・クオスマネン(男優)レストランのクローク係 メラルティン
マルック・ペルトラ(男優)レストランのシェフ ラユネン
エスコ・ニッカリ(男優)イロナが面接を受けるレストランの支配人
マト・ヴァルトネン(男優)車のディーラー
出演マッティ・ペロンパー写真立ての中の子供
脚本アキ・カウリスマキ
作曲ピョートル・チャイコフスキー交響曲 第6番ロ短調作品74「悲愴」
撮影ティモ・サルミネン
製作アキ・カウリスマキ
配給ユーロスペース
編集アキ・カウリスマキ
録音ティモ・リンナサロ
ヨウコ・ルッメ
字幕翻訳石田泰子
その他マッティ・ペロンパー(献辞)
あらすじ
イロナは今や廃れた名門レストランの給仕長。夫のラウリは市電の運転手。慎ましい生活にささやかな幸せを感じていた夫婦。だがある日、突然不況に見舞われ二人共に職を失ってしまう。イロナは大手レストラン・チェーン店の乗っ取りにあい解雇され、ラウリはリストラの対象となってしまったのだ。二人は新たな仕事を探すが…。不幸の中で支え合う夫婦の姿を言葉少なに描いた物語。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
《改行表示》
8.2人が見上げた空は、雲が流れ行く澄んだ青空だったんだろう。 僕にも見えたよ。
ピスタチオさん [映画館(字幕)] 9点(2014-12-13 02:37:49)(良:1票)
7.《ネタバレ》 独特なユーモアのある作品。不幸なんだけど、テンポ良くかつ予想通りに落っこちていくので逆に笑えてしまう。アル中のコックが施設に入ってあっという間に治るシーンは爆笑。悲劇を装った喜劇というのだろうか?なんとも奇妙な名作。
deeさん [地上波(字幕)] 9点(2007-07-25 00:04:54)
6.《ネタバレ》 リストラされレストランは潰れ、新しい仕事はダメで車に乗れなくなったり、レストランと呼べない店で働いて給料貰えなかったり、テレビや家具を差し押さえられてギャンブルで失敗と、悲惨な出来事の連続なのに前向きとは違うけど決して後ろ向きにはならない、挫けない夫婦の愛が素晴らしいです。妻「決して許さない」夫「帰ろう」妻「いいわ」のシーンなんか最高ですよ。彼らはほとんど言葉を発しなければ表情にも出さない。リストラをカードで決めるシーンやコックが治療費を払うシーン、レストラン仲間との別れのシーンなどの本来感情的な場面でさえ実に淡々と描かれています。それでも無言の中にある心の叫びがしっかりと聞こえて、喜怒哀楽をあまり見せてくれないのに観終わった後に心が温かくなるのがこの映画の凄いところです。色使いも素晴らしく、尻尾を元気良く振る犬が何とも可愛らしい。二人で始めたレストランに客が入ってようやく夫婦に晴れ間が訪れた時のあの様子の微笑ましさ。生きている事の幸せを静かに、だけどとても強く感じさせてくれる作品です。
ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-05-23 18:26:15)
5.《ネタバレ》 バスの運転手にキス。フィンランドってどんな国だよ! と一人突っ込んでいると、この二人は夫婦であることが分かる。おいおい何プチドッキリやってるの、と監督の思惑にまんまとはまる。所々に可笑しさを誘うシーンがある。夫の解雇をトランプで決めるシーン(そんなアホな!)。映画館のもぎりのお姉ちゃんに悪態をつく夫(妹かよ! 又騙された)。回転資金をカジノで稼ごうとする(やめろって)。愛想の無いレストラン(「いらっしゃいませ」は日本の文化か?)。監督の掌で遊ばれながら、私はこの短いお話にぐいぐいのめりこんで行った。そしてラストの夫婦のカット。無表情なオウティネンが笑ってるようにみえる。かー、いい話だ。アホな日本人が海外旅行やブランドものや学歴でしか幸せを叶えられないのに反して、この貧乏の極地にいる二人はそれをしっかり掴んだ。見習わなくちゃいけないんじゃない、こういうの。それにしても支配人は銀行には金を払えず、なんで新規の回転資金は出せるの? こういう詮索は無粋か。 (ビデオ)
komatiさん 9点(2004-03-09 21:59:57)(良:1票)
4.この映画が製作された当時、フィンランドでは失業率が20%以上にも上り多くの人々が仕事を失ったという。フィンランドを愛するカウリスマキ監督にとっては、これは失業した人たちへの「めげずに頑張れ!」という応援のメッセージなのかもしれない・・・。最後に出てくる今は亡き俳優「マッティ・ペロンパーに捧ぐ」という文章も涙を誘う。
かんたーたさん 9点(2004-03-04 14:57:57)(良:2票)
3.アキ・カウリスマキ監督いいですねぇ!!なんともいえない雰囲気のある人ですね。でもどこか笑ってしまうのは何故??かっこいい人きれいな人が一人も出ていないってのもスゴイ。全然リアルじゃないようで妙にリアル。音楽も素晴らしいです!!
kanekoさん 9点(2004-03-03 09:55:42)
2.《ネタバレ》 穏やかで、心優しい作品です。犬が可愛らしい。静かに描かれる夫婦の絆がとても愛しい。後の『過去のない男』に繋がっていくような作風だと思います。
藤堂直己さん 9点(2004-01-25 11:13:39)
1.やみつきになるような、根暗~なユーモアのあるカウリスマキマールド。またこのおばちゃんかよ!と思いつつ見ましたが、これはおすすめ! おばちゃんが仲間をあつめるところがカッコいい。見終わると元気が出てくる作品です。
ETNAさん 9点(2004-01-20 18:08:32)
別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 7.36点
000.00%
100.00%
200.00%
324.76%
424.76%
512.38%
6511.90%
71023.81%
81126.19%
9819.05%
1037.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 6.33点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review2人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS