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ランブルフィッシュ

[ランブルフィッシュ]
Rumble Fish
1983年上映時間:96分
平均点:6.82 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-07-21)
ドラマモノクロ映画青春もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-02-14)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督フランシス・フォード・コッポラ
助監督マーク・ラドクリフ[製作](第二助監督)
デヴィッド・ヴァルデス
演出バディ・ジョー・フッカー(スタント・コーディネーター)
キャストマット・ディロン(男優)ラスティ・ジェームズ
ミッキー・ローク(男優)モーターサイクルボーイ
ダイアン・レイン(女優)パティ
デニス・ホッパー(男優)
ダイアナ・スカーウィッド(女優)カサンドラ
ヴィンセント・スパーノ(男優)スティーヴ
ニコラス・ケイジ(男優)スモーキー
クリストファー・ペン(男優)B.J.ジャクソン
ラリー・フィッシュバーン(男優)ミジェット
ウィリアム・スミス〔男優・1933年生〕(男優)警官のパターソン
トム・ウェイツ(男優)ベニー
ソフィア・コッポラ(女優)パティの妹
ジャン=カルロ・コッポラ(男優)いとこのジェームズ
S・E・ヒントン(女優)売春婦
トレイシー・ウォルター(男優)強盗
原作S・E・ヒントン
脚本フランシス・フォード・コッポラ
S・E・ヒントン
音楽スチュワート・コープランド
撮影スティーヴン・H・ブラム
ロバート・プライムス(効果班撮影監督)
ジョージ・ムーラディアン(効果班アシスタント・カメラ)
製作フレッド・ルース
ダグ・クレイボーン
ジャン=カルロ・コッポラ(製作補)
ロマン・コッポラ(製作補)
製作総指揮フランシス・フォード・コッポラ
配給CIC
美術デニス・ガスナー(グラフィック・デザイン)
ディーン・タヴォウラリス(プロダクション・デザイン)
編集バリー・マルキン
録音ランディ・トム
ダグ・ヘンフィル
字幕翻訳金田文夫
スタントバディ・ジョー・フッカー
その他ジャネット・ハーシェンソン(キャスティング)
あらすじ
高校生のラスティは仲間のリーダーとして喧嘩に明け暮れる毎日を送っているが、かつてのカリスマ的リーダーで今は町から出た兄に対してコンプレックスを抱いていた。ある日、リーダー同士の白熱した喧嘩の只中に兄が現れる…
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4.《ネタバレ》 「これより先、バイクボーイの縄張り」(―公開当時の字幕より―) シビレるフレーズから始まる映画。 バイクボーイの生き急ぐ運命を表してか?風雲急を告げるモノクロームの空。 俺が青春映画の中でも屈指に選ぶのはこの「ランブルフィッシュ」だ。 圧倒的強さとカリスマで、地域ワル共の王となったバイクボーイ。 彼は2度ほどこの映画の中で喧嘩の強さを見せる……が、その実力は映画を観てる者にとって表現不足で未知数。 けども、全てを映し出さないことが逆に彼の強さを大きく想像させられた。  ワルと言うのは端々から「滲むモノ」や「見えるモノ」で強さを測定する。 ある時は大いなる過大評価なのだが。 まぁ、いちいち身体を張ってたら命が幾らあっても足りないし、負けた日にゃ全てを失う。 その恐怖を嫌って程、知ってるのもワルの資質だったり。(多分) 最小限の労力の中で最大限の観察をし、「やるべきときはやる」からワルなのかも知れない。 それはさて置き…若さ故の一直線さを見せる弟、ラスティ・ジェームスは「究極の一人称男」。 それに対を成すような…周りの人間の中で一番「第三者の視点」である兄、バイクボーイ。 父と兄弟…そしてアル中である父の、3人でのひととき…「いつか兄貴のようになれるかな?」とはしゃいだ弟に、 父は笑顔を止めて言う…「そうならんように祈れ…」と。 それに反論することもなく、むしろ受け入れているバイクボーイの表情が悲しい。 この時既に、バイクボーイは命の散らせ際を、自分の中で決めていたのかもしれない。 ある日、バイクボーイはペットショップの水槽を見つめていた。 見つめる熱帯魚は「ベタ」という名前の闘魚【ランブルフィッシュ】 激しい性格で、相手が死ぬまで戦い…鏡に映った己の姿にすら闘志を向る魚。 憑り付かれたように水槽を覗くバイクボーイは、弟にこう言った… 「闘魚は…水槽だから闘うんだ…広い海なら闘わずに済むのかもな…」 意味も解らないままのラスティ・ジェームス。 そして、運命の夜は…一気に2人をクライマックスに疾走させる。 最も尊敬する兄を失ったが故に海と言う自由の象徴を得たラスティ・ジェームス。 「何かを失う事で何かを得る」青春とは…いや、人生とはそういうものなんだろう。 家族…友情…恋人…との「繋がり」は余りにも不確かで、切なく…脆い。 そんなモノクロームの寓話。  【追記】…な、何で【笑】が付いてるんだろ?(汗)
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-23 16:44:39)(笑:1票)
3.とにかくミッキーロークがかっこいいです。はまり役だと思う。マットも若いなぁ。バイクもかっこいい。
エディさん 9点(2003-04-04 16:27:59)
2.D・ホッパー扮するアル中弁護士の父から、「お前はミスキャストだ。生まれる時代を間違えた天使だ」と言われる、難聴で色盲のバイクボーイ役をM・ロークが鮮烈に演じている。色盲のバイクボーイの目から観ているからなのだろうか、全編モノクロ、ただランブルフィッシュ=闘魚=ベタのみ、赤・青の原色が美しい。元ストリートギャングのリーダーだったバイクボーイを尊敬する弟にM・ディロン。兄が何故ストリートギャングから足を洗ったのか?どうしても理解できずに、いらいらとギャング仲間達と喧嘩に明け暮れる焦燥感を、流れる雲や廻る分針が象徴する。閉じこめられたような街から兄のバイクを駆って海に行くシーンが清々しい。M・ロークのハスキーな声と妙に浮遊感のある映像が印象的な傑作。
バイクボーイさん 9点(2003-02-13 17:00:09)(良:1票)
1.コッポラ作品ではマイナーだが、傑作である。あえてモノクロ映像したとこもいいし、作品のキーとなる「ランブルフィッシュ」をあえてパートカラーにしたのがまたにくい演出だ。兄への屈折した思い、兄の弟を思う気持ちがひしひしと伝わってくる。ラストにバイクを走らせて、海辺にたたずむエンディングも非常に分かりやすくてよい。あの頃のミッキー ロークは光っていたし、デニス ホッパーもマット ディロンも最高だ。演出、ストーリー、映像どれをとっても良い。お勧めの一本です。
おさるさん 9点(2002-07-18 23:58:39)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 6.82点
000.00%
100.00%
200.00%
324.44%
436.67%
5920.00%
6715.56%
71022.22%
824.44%
948.89%
10817.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 6.50点 Review2人
chart

【ゴールデングローブ賞 情報】

1983年 41回
作曲賞スチュワート・コープランド候補(ノミネート) 

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