《改行表示》51.《ネタバレ》 “少林足球”邦題まま。わかりやすくて面白い!この単純だけど難しいことがしっかり出来ている映画です。観る度に元気が出るというか。WCアジア初開催で盛り上がってたサッカー。CGたっぷり、ワイヤーアクション少々の味付け。隠し味はジャパニーズアニメ。当時下火になっていたカンフー映画を、国際的に売り出すのに申し分ない盛り込みようでした。私のなかの『第二次映画鑑賞ブーム』の中で、かなり衝撃を受けた作品。そうそう、香港映画を劇場できちんと観たのはコレが初めてだったと思う。 欠点が無い訳ではなくて、歌とダンスを思いついて、チンピラに絡まれるところまでが長く感じる。そして『下品だなぁ、香港ではこんなコテコテの昭和ギャグが、未だにウケてるのかな?フフン♪』って。でもそんなクドさすら無くなったら、国際的な娯楽映画として無敵じゃないか香港映画!って、驚異に感じてしまった。ファンの立ち小便から名刺入りの空き缶を見付けるまでなんて、まるでサイレントコメディのお手本のよう。 ただのコメディとしてじゃなく、素晴らしいカメラワークにも注目したい。シンがチンピラ相手に本気出したときの、ファンの驚きは、ぐわんぐわん回るカメラで表現。シンの壁リフティングがどんどん上達する様子や、最初の本試合でキックオフシュートを決めるトコなど、ボールが如何に非常識なスピードで動くかは、固定カメラで客観的に観せる。少林チームの連戦連勝は本当の試合のように遠景で。圧巻は決勝の魔鬼隊戦を前に、主要メンバーの顔アップ。みんな右側に目線を送り、カメラも右にゆっくりスクロール。その先には優勝トロフィー…こんなの観せられたら心震えてしまうではないか。 最後のボロボロのシューズ、ムイの予想外の活躍に涙が出てしまう(私だけか?)のは、この映画が真面目にしっかりと創られてるからだと思った。 今後どれだけ面白い映画を創ってくるんだ?恐るべし香港映画界!…って思ってたけど、あの年代辺りがピークだったようで、正直残念に思う。 またこんな楽しい映画を創ってくれないかな。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 9点(2023-01-22 14:52:35) (良:1票) |
50.《ネタバレ》 見直してみて、「見直した」ってヤツです。もっと天真爛漫に、ただ可笑しい映画だと思っていたのですが。「この興奮と尊敬の念は歌以外には伝えられない」。2回やる卵のキス。敵チームのプールの訓練シーン。ハエのシーン。「愛じゃない」。「退屈しのぎにひとつ踊りましょうか、引っ込んでろ 私が踊る」。何の効果も生まない「少林羅漢陣」。妙な味付けがふんだんに施してある。コクの深い作品だったのですね。テレビで半年に1回くらいやって欲しいと思う一作です。 【なたね】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-05-21 12:09:37) |
《改行表示》49.前回レビューをしたのが4年前で、ワールドカップの事しか書いてなくて、よく削除されなかったなぁと思ったので反省。今回はちゃんと映画についてレビューを書きたい。 ドードシドシソーラミーミソラーレイ、ドーシーミソラレイ、ドシラドシラ‥‥ ↑のシーンがとにかく好きなんだよー!観た人には脳内再生余裕なはず(笑) サッカーのシーンよりも、こういうくだらないギャグがとにかく面白くて繰り返し観てしまう。映画館で観た当時なら間違いなく10点点けていたが、今だと冷静に観てしまうので9点とする。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-06-25 17:57:07) |
48.《ネタバレ》 オマージュという言葉が映画で使われる時は、他の映画のシーンや台詞の借用を指しますが、それをこんなカタチで表現した映画を他に知りません。本作では、チャウ・シンチー自身がブルース・リーのオマージュでした。体の向きや肩のラインや首のめぐらし方、顎の角度や視線の送り方。何気ない所作がブルース・リーそっくりで、そこに彼がいるような錯覚を覚えます。これはブルース・リーの映画に熱狂したことのある人にしか分からないこと。チャウ・シンチーが無意識にやっているとは思わないが、彼はもうキ○ガイレベルのブルース・リー崇拝者ですね。ゴールキーパーの死亡遊戯スタイルはオマケみたいなものでした。本編の方は、このノリに付いて行けるタイプなのでとんでもなく楽しかったです。マンガのような映画と言ったとき、ハリウッドではマーベル系のヒーロームービーになりますが、本作が正しい姿でしょう。同時にこれはハリウッドでは創れないタイプの作品で、バカバカしさにも色んな種類があることを教えてくれます。この「キャプテン翼」のような世界観を日本では実写映画にできなくて、香港でやられてしまうところが悔しくもありますね。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-01-15 14:12:57) |
47.《ネタバレ》 まさにチャイナ映画業界の三国志的代表作と感じる。1997年香港返還後、一番危ぶまれた香港映画業界の才能が国外へ流失される事だったと、その嘆きを多く聞いていた。コネや金のある人間は中国思想主義から早々に逃亡し、チェン・カイコー、アン・リー、チャン・イーモー…名だたる他のアジアの監督だけでなく、俳優たちが東洋を離れてしまい、ハリウッドだけでなく世界的な評価を受け成功する中、香港に執着しコメディ映画しか撮れなくても予算が低くても、その熱き血潮はチャウ・シンチーの心の中にだけ残り、その感動と爆笑と涙は、陰陽の融合東洋のマジックとも云える作品。熱射病の如く暑く語りましたが(笑)是非吹き替え版で日本との融合もお楽しみ下さい。ちなみに悪役のオヤジが、やしきたかじんそっくりです。 【成田とうこ】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-07-29 08:34:34) |
46.《ネタバレ》 おバカ映画好きにはたまらない作品。どこをとってもマジメな部分がなく、すみからすみまでバカに徹し、またCGのムダな使いっぷりも最高。1つ不満があるとすれば、スリラー風のダンスシーンは蛇足だったかな。ラスト30分は腹を抱えて笑いました。但し、散りばめられたパロディやジャンプ系マンガにありがちな過剰表現がわからないと全く笑えないんじゃないかと思います。 【なな9】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-02 20:10:42) |
45.かなり好きです、これ。思わず観終わったあと、すぐ最初から観返してしまった。一番笑ったのは変な兄ちゃんの「ドーードシドシソーーラミーーミソラーレーーシードードシドレーシーソ ドシラ・ドシラ・・・」かな。(なにいつまでも覚えてるんだ) 【H.S】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-11 01:19:18) |
44.上映後、劇場で拍手が巻き起こった。21世紀の渋谷でこんな体験ができるとは思わなかった。DVDが出てから家族に見せたら親父は笑いすぎて酸欠になった(本当)。映画というメディアは、まだまだ何でもできる。今までのどの映画よりも素晴らしい作品が生まれる可能性は無限にあるんだなーと感じさせてくれた。作品自体の評価としては展開にやや難ありとして減点するが、本作が私に与えた衝撃は非常に大きい。 【えいざっく】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-18 09:23:38) |
《改行表示》43.《ネタバレ》 すんません。好きなんですよ。何回観ても笑うべきところで笑ってしまう。私の中では一二を争う愛しき映画なのです。でも、受け付けない人はどうやっても受け付けないだろうな、というのも判ります。いいんですよ、これはそういう映画なんですから。 それと、ヒロインのヴィッキー・チャオもいい!前半の不細工メイクがこれでもかというくらい徹底しているから、最後の火星人頭もなんと可愛くみえてしまう!ていうか、後からちゃんと髪の毛のある写真見たけど、私的にはクリリンヴィッキーの方が遥かにチャーミングである。本当、あれだけ坊主頭が似合う女優さんって、故夏目雅子さん以来見たこと無かった。マジで、彼女を三蔵法師にして、「西遊記」撮ってくれんだろうか? 【東京サンダ】さん 9点(2005-01-10 22:51:21) |
《改行表示》42.マンガっぽくて面白い♪ 少し酷めの暴力描写だけはマイナス1 【栗頭豆蔵】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-06-11 14:47:14) |
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41.他人を笑わせることってホント難しいですね。この作品もツボにはまらなければ、くだらん芸人の漫才やコントをみているようなもの。退屈を通り越して怒りがこみあげた人もいたんじゃないでしょうか。しかし僕はおおいに笑わせてもらいましたよ。とにかく前向きな主人公にも好感もてました。 【ケジーナ】さん 9点(2004-05-22 20:44:19) |
【海野やよい】さん 9点(2004-05-05 03:29:06) |
39.真剣におバカ映画をやっているところがナイスですね。キャプテン翼を思い出さなくもありません。サッカーもオバカ映画も好きなので、個人的に大ヒットです。 |
38.なぁ~んにも考えずに楽しんで観られる一本。お馬鹿っぷりもここまでくればサイコーですね。めっさ現実離れした内容ですが面白かったです。 【Mr.ぼぉん】さん 9点(2004-04-20 21:11:57) |
37.文句ナシ!「もう少しこーしたら…」と感じる事もナシ!ビデオやスカパーで何度も観てるのに地上波の放送でまた観て、やっぱり爆笑しちゃいました。ワールドカップ編はまだ?サンバを取り入れたブラジル代表とか~♪ 【Bebe】さん 9点(2004-04-17 23:11:49) |
36.見たいなーと思ってたけど、連れが興味なさそうなので未見だった。これこんな面白かったのか...。最高の気持ちになれる素晴らしい映画だった。こういう映画が見れてよかった。 【wlon】さん 9点(2004-04-17 22:53:37) |
《改行表示》35.最初は?だったんですか、後になっては ただおもしろかったです。 【幕ノ内】さん 9点(2004-03-30 19:42:33) |
34.カンフー映画世代にはたまらない作品。あの頃のカンフー超人達が蘇ったかのような魅力的な登場人物と、ありえないストーリー展開、ほんのちょっとのお色気と、すんなり終わるエンディング。嗚呼、香港映画万歳。スクリーンで見なかったことをマジで後悔した。 【もた】さん 9点(2004-01-18 23:01:27) |
33.《ネタバレ》 お騒がせ女優ビッキー・チャオの七変化ぶりが楽しい。一度、彼女が失踪した後どのような幕引きをするのかどきどきしながら見てしまった。少林寺より饅頭つくりの太極拳の方が強いのね。 【TSUTTY】さん 9点(2003-12-15 17:05:17) |
32.《ネタバレ》 練習風景で、主人公が100メートル先くらいにある壁に書いた丸◎に向かってシュート練習するシーンありますが、これは映画史に残る名シーンだと思います。 |