2.これは面白いですね~メチャクチャですが。
あまりの言動の破綻ぶりに、とうとうリーサルウェポン署をクビになったリッグス刑事が、今度はトラヴィス魂を注入されてタクシー運転手をやってる、というオナハシ。しかもタチが悪いことに、オカルトまがいの「陰謀論」にすっかり染まっちゃってる。
しかし、ウソ八百だらけの陰謀論を吹聴しまくってるうちに、何か触れてはいけない「図星」をついてしまっていたとしたら・・・
という話なのかどうかは見てのお楽しみ。主人公がメチャクチャなもんで、ただでも先が読めないストーリーがさらにねじれていって、ホントにワクワクさせられます。車椅子での逃走とか、花火の仕掛けられた家とか、派手なアクションよりもヒネリの効いた(というかもはや支離滅裂の)アクションが、意表をついてきます。あの暗躍するヘリコプターもカッコいいですね、なんだかMIBを思い起こしたりして。←←←あ、映画のMIBではなくって、実際にあった事件の方です。って、なんだ、私も陰謀論の信者かよ(笑)。
ラスト近く、ジュリア・ロバーツも一緒に付き添いでヘリに乗りそうなものを、なぜ乗らなかったのか。と思ったら、それがちゃんとラストに繋がる。お後がよろしいようで。