5.《ネタバレ》 筋なんて無いも同然。金持ちの弁護士一家(と一人の作家)の恋愛模様を描いたミュージカル。初めて観たのは中学生の頃だったけど、その時からウッディ・アレンの大ファンです。ほんっと恋の話を抜いたら何も残らないような映画で、薄っぺらいと言えば言えないことも無いんだけれど、何度も観てしまうのは、この映画の価値観が大好きだから。振っても振られても、みんな恋をするのをやめられない。大人の恋、子どもの恋、浮気な恋、純情な恋、計算された恋、向こう見ずな恋。色々あるけど、みんな恋をしてるときは真剣なんです。不健全な意味じゃなくて出演者みんなが恋愛中毒。この映画を観ると、恋愛って本当に可笑しくて面白くて、そして貴いものだなあと感じます。こんなにもみんなが一生懸命になれるものなんて、他にないですよ。老いも若きもみんな前後忘れて馬鹿やって、成功もするけど失敗もして、それでもハハハと笑っている。恋愛はやっぱり楽しくやらないと。この映画を観ると、いっぱい恋愛したくなります。そして、秋のニューヨークと冬のパリに行きたくなります。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-10-30 01:07:57) |
4.そのすべてがいとおしくなるほどに好きな映画です。数あるウディアレン作品の中でも抜群の出来だと思う。ウディとゴールディー・ホーンが踊るラストシーンは、何度見ても惚れ惚れするほど素晴らしい。泣ける。とにかく90年代のウディ・アレンはすごかった。人によって好き嫌いは激しいが、もともとハズレの少ない作家だったが、90年代の作品の多様性、そしてその質の高さには舌を巻く。ミア・ファーローとの別離とスーン・イとのスキャンダルでプライベートは絶対にとんでもなかったはずなのに。尊敬すべき変態だと思います。 |
3.初めて観たときは「まあまあ」くらいの印象だったけど、その後観る度にどんどん面白くなって、今では大好きな一本です。ゴールディ・ホーンだけでなくジュリー・ロバーツとまでしっかりキスシーンを設けるあたりは、役得というかエロオヤジ健在というか。アレンの娘を演じたナターシャ・リオンは「アメリカン・パイ」とかに出てたけど、ここにも出てたとは3回目を観るまで知りませんでした。ナレーションしてるから役名がDJなのかなぁ、なんて思ったり。彼女たち以外にもこれでもか!の豪華キャストは、演技も巧いし見た目にも楽しいしで、ミュージカルが苦手な私を最後まで飽きさせず、さすがアレン!ですね。マルクス兄弟へのオマージュも楽しいオススメの一本です。 【愚物】さん 9点(2002-11-19 02:23:24) |
2.ドリュー、ナタリー、ロバーツ・・・+監督、脚本ウディ・アレン これだけそろえば 【マオマオ】さん 9点(2001-08-21 22:23:17) |
1.あんまり評判よくないんだね。でも実は私は結構好きなの。なんかミュージカル仕立てってところが笑えるし,出てる人みんながとってもチャーミング。 【pacini】さん 9点(2001-07-09 15:50:04) |