不思議惑星キン・ザ・ザのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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不思議惑星キン・ザ・ザ

[フシギワクセイキンザザ]
Kin-Dza-Dza
(Кин-Дза-Дза)
1986年ソ連上映時間:135分
平均点:7.60 / 10(Review 68人) (点数分布表示)
公開開始日(1991-01-12)
ドラマSFコメディ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-10-21)【RTNEE USA】さん
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監督ゲオルギー・ダネリア
キャストスタニスラフ・リュブシン(男優)ウラジミール・マシコフ
ゲオルギー・ダネリア(男優)
エフゲニー・レオーノフ(男優)ウェフ
ユーリー・ヤコヴレフ〔1928年生・男優〕(男優)ビー
脚本ゲオルギー・ダネリア
レヴァス・カブリアゼ
音楽ギヤ・カンチェリ
撮影パーヴェル・レーベシェフ
あらすじ
街に自分は異星人だと言う男が現われる。偶然この男に話しかけたウラジミール(おじさん)とゲデバン(バイオリン弾き)は、男が持っていた空間転移装置でキン・ザ・ザ星雲の惑星ブリュクに飛ばされてしまう。砂漠が広がるブリュクではなぜかマッチが貴重品。貧富の差も厳しく、身分制度により差別があり目上の者に対して妙なポーズで「クー!」という奇声を発し挨拶しなければならない(しかもほとんど〝クー〟で日常会話可能)。果たして二人はこの惑星から無事に地球へと帰還できるのか? とにかく〝クー〟な旧ソ連製作のSF映画。
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16.類を見ない傑作である。今作られているほとんどのSFや、ドラマが過去の作品の焼き直し、組み換えばかりなのに対し、このオリジナリティは現在の映画には見られない。人間の本質(上下関係、音楽の好み、義理人情)がユーモアを入れて描かれている。
cogitoさん [インターネット(字幕)] 9点(2024-03-04 00:12:09)
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15.《ネタバレ》 ずっと気になってた作品、やっと観れました。 なになに?どゆこと?え?どうしたの??今のはなに??って最後まで観る映画ですね。笑 造形がいちいち興味深くてこういうの大好きです。 クー!って言いたくなるし。 小太りの方の笑顔がなんとも言えないし。 黄色いステテコがどんなすばらしいものか気になる。 街中で突然、クー!って挨拶したら遠くの方で誰かがクー!って 返してくれたら楽しいだろな。
jetter3さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-12-19 11:30:34)
14.脚本と映像で押していくまっとうな映画。まず砂の描写が素晴らしい。脚本がしっかりしているので安心してみていられる。ストーリーにぐいぐい引き込まれる脚本の素晴らしさと、リアリティーのある演技が素晴らしい。すべて手作りでCGのない造形、作画はやはり見ごたえがある。ラストのオチも決まって10点満点にしたいが、ズームアップを連発するカメラワークが私的にはマイナスに感じられたので9点。
ブッキングパパさん [映画館(字幕)] 9点(2021-11-02 21:31:56)
13.ハリウッドっぽいスカっとした面白さとはまた違う、スルメっぽく長く味わうカルト的なタイプの映画だと思う。そのタイプとしては、珍しく圧倒的にバランスが撮れていて面白い。
afoijwさん [DVD(字幕)] 9点(2012-01-04 02:01:32)
12.《ネタバレ》 ソビエト版「猿の惑星」と言った感じですが、もっと突き抜けています。一見単なる資本主義批判のようにも、あるいは社会主義批判のようにも見えますが、実は人間存在そのもの、いや、世界そのものを風刺している作品です。この映画を見ていると、「世界」ってのがどんなところなのか、あらためてよくわかります。傑作!
コウモリさん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-11 23:24:37)
11.《ネタバレ》 DVDのジャケット見て衝動買い・・・大成功でした。なんというかアメリカの超大作じゃないのでもったいぶったところもなく、開始10分で地球脱出にはびっくりしたし、あの宇宙船(?)のチャチさもすばらしいです。古い映画だけどすごく新鮮な感じでみれました。
ディーゼルさん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-23 21:09:51)
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10.《ネタバレ》 「2001年宇宙の旅」「惑星ソラリス」と並ぶ3大SF映画の一つはこれじゃないか? と思うくらいに素晴らしい世界です。 更には3大カルト映画に入れてもいいような感じがします。 学生のときに観たのですが、「エル・トポ」以来の衝撃でした。 このような独特の雰囲気を持った作品に出会えることはそうありません。 とても変な世界なんですが、それにしても見事な世界観です。 ダリの絵画のような、シュールレアリスム絵画の中にいるような感じです。 全体的にシュールで哀愁漂うデザインが素晴らしく、廃墟好き、異世界好き、変な物好きなら誰にでもオススメできる感じです。 どこか間の抜けた感じがまた素晴らしいです。 音がまた素晴らしいです。音楽の奇妙さもそうですが、 効果音の素晴らしさが、出来事の不思議さと異様さを見事に演出しています。 だから不思議な現象の連続なんです。この映画を見ることは不思議な体験です。 初めて見たときは「見ちゃいけないものを見てしまった!」って感じはかなりありました。 ホロリと来る感じも、最後にちょっと寂しくなる感じもあってなかなかです。 でも最後の方はなんとなく気持ちよくないです。  途中で映る冬景色が美しいです。 夜の真っ暗で空気の薄い無人の惑星での絶望感がとても伝わってきました。 地球みたいな星があって、あそこがなかなか綺麗でした。 そこにいた女性が超美人さんでした。 後半はいつも少しだけダレます。後半だけ見ればとても面白いので、それは自分の精神力が原因だと思うのですが、やっぱ工場の辺でちょっと休憩を入れちゃいますね。  こんな奇妙でブッ飛びきったSFはなかなか無いという意味で高得点です。 この映画が好き過ぎて、家の猫ちゃんに「クーちゃん」なんて名前をつけちゃいました。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-20 02:08:28)
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9.久々ヤバいのきた。クー!  意味なさそうで意味ありすぎ!  ふざけてそうでマジと書いて本気!  この世界が共有できた時、  国境も人種も言葉もすべてが「クー」となる。 ラストのアレは目頭が熱くなる!!
突っ込みさん [DVD(字幕)] 9点(2007-10-02 17:02:22)
8.なんか安っぽくて、くだらないんだけど・・・面白い!!暫く頭の中から離れませんでした。
憲玉さん [DVD(字幕)] 9点(2006-10-07 00:16:33)
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7.《ネタバレ》 クー、クークー!あっ、いかん、完全にキン・ザ・ザにはまってしまってキン・ザ・ザ星雲語?でレビューしそうになってしまいました。いや~当初はイタイ作品かと思っていたら最高じゃないですか。稀に理屈なしで無条件に好きになる作品がありますが、まさにそれですね。  キン・ザ・ザのデザインの秀逸なこと!これはちょっと天才入っていますよ。地球社会におけるお金のようにカツェ(マッチ)が全てであるのも笑えます。おじさんの〝地球では人の上下を見た感じで判断する〟という台詞がありますが、これも結局のところキン・ザ・ザと同じ事です。人種差別はもとより、人物情報が十分でない限り、どうしたって服装や身につけたもので判断します。そして基本的に身なりには財力が反映します。ステータスだとばかりにブランド品を纏う日本人には理解し易い事じゃないでしょうか。未開人めと罵倒するキン・ザ・ザの人々が愚かに見えるのは巡り巡って地球人に対する皮肉。それでも付き合っているうちに助けてあげたくなってしまい、植物にするのは酷だと抗議するのはやはり地球人擁護なんでしょうね。当時、多民族、社会主義国家であったソ連にとっては資本主義社会を描いた斬新な作品だったと思います。 ・・・ところで道端で回転ランプのついた車が通ったら「クー」やってみて誰かが「クー」って反応してくれたら相当嬉しいでしょうね。まぁ率先してクーする勇気は持ち合わせておりませんが…。最後になりましたがキン・ザ・ザに向けて一言。クー、クークー、クー!・・・・・・キューって言わないで下さい。賛辞なのですから。さすがに字面じゃ分らないですかね。だったら態度で示します。9点献上。だからキュー点じゃないって;。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-29 13:47:36)
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6.わははははは面白いです あんな乗り物で砂漠を漂ってみたい 。 なんとなく未来少年コナンを想起させる世界観ですね
ニコレットさん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-09 01:24:55)
5.ぶわはははははは~、こりゃ最高。何が最高って「クー」この一言に尽きる。
かんたーたさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-02-02 15:42:31)
4.あぁ~、なんてハイセンスなんだ。ナンセンスとは紙一重。されど、大違い。いっきなしの強烈なやりとり。んで、飛ばされて。なんじゃいな乗り物が飛んできて、そしてお馴染み「ク~」の一発目。思わず一時停止して、迷わず「ク~」しちゃったじゃないか!体制批判云々、その他も感じ取れるけど、とにかく面白い。そんなんが一番大事。この余韻にどっぷり。
れこばさん 9点(2004-07-12 00:18:59)
3.クー。あの太鼓欲しい。欲しい。無表情な小僧もいいけど、意外と情の深いおじさんに惚れる。単に喜劇としても楽しめるし、切なくも温かいロードムービーとしてもクー。
ぷりんぐるしゅさん 9点(2004-05-09 21:17:27)
2.この映画すごい好きなんだけど、ひとりでこっそりみたいかんじ。映画館とかで人と一緒に見て、先に笑われちゃったら、自分のペースが崩されて、ちょっといやだなぁと思うだろうと。我ながら了見狭いですが、最大限に楽しめるよう万全の状態で見ないともったいないほどの映画だということです。
コーラLさん 9点(2004-02-08 18:29:20)
1.「資本主義者か?」得体の知れない者に対して吐かれる台詞。そこで、ああ、そうか、これは旧ソ連製作の作品だったんだ、ということを思い出す。脱力系の音楽に乗せて終始進行する、脱力系SFストーリー。しかしいつしかこのゆるぅ~い物語の中に巧みに詰め込まれた比喩隠喩に気付き始める。コミカルなのに強烈にシニカル。長閑さの中にも絶対的に存在する強烈な毒。ひょっとしたらこれはとても深遠な作品なのかも知れない、そう思ってしまった時点でもう負けだ。この奇妙で珍妙で辛辣で深遠な世界にハマってしまう。感覚を麻痺させる卑怯なハイセンス。ちなみにDVDの選択画面を放置していたら、延々と続く「クー」画面が始まる。これは実に気に入っている。
ひのとさん 9点(2003-11-29 17:02:23)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 68人
平均点数 7.60点
000.00%
100.00%
200.00%
311.47%
400.00%
522.94%
61420.59%
71420.59%
81623.53%
91623.53%
1057.35%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.36点 Review11人
2 ストーリー評価 7.54点 Review11人
3 鑑賞後の後味 8.16点 Review12人
4 音楽評価 8.44点 Review9人
5 感泣評価 5.66点 Review6人
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