2.サイコーですね。いわば、夕陽のガンマンと続夕陽のガンマンと、あと適当な映画をいい加減に混ぜ合わせて、短くまとめてタコス風味にした、そんな映画ですね。カッチョ良過ぎ、中身無さ過ぎ、あらゆる自由がここにある。一般に“シリーズもの”って、前作までを引きずり、アレコレ制約を受けた揚句にだんだん小粒な作品になり下がっていくことが、比較的多い(ってか、殆どそうでしょ)ような気がしてならないのですが、ロドリゲスっちゅうヒトには全く当てはまりませんね。「続編」ってのはあくまで創作のキッカケに過ぎず、むしろそれをオカズにし、喜々として際限なく映画を膨らませていく、そんなノリが感じられます。