7.《ネタバレ》 公開当時、どんな映画でも戦争がテーマなら西部劇でさえ絶対に観ないと心に固く誓っていた。何気なくTVオンエア時”チェッ、どうせアメリカ様バンザイだろうよ!”とTVのスイッチは付いていたが無視してみていなかった。それがどうだ?!あの高音で、けたたましい「GO----OD--MOR---NING,Viet'nam」の怪声に驚き画面を見てしまい”誰だ!この変なオッサンはッ”と考えるヒマもなく、エンドロールが流れる頃には軽い号泣さえしていた。若かったとはいえば、それまでだが彼のDJトークはほどんど理解出来ず、無性に悔しさも覚えた。ベトナム戦争についても無知であった。(今なら雄弁に語れるかも知れないが、それも無関係な詭弁とも感ずるのでコメントしづらいが)20年を経て、改めて見なおしたい作品。 【成田とうこ】さん [地上波(字幕)] 9点(2007-08-23 10:02:04) |
6.ロビン・ウィリアムズのDJトークは最高。全てアドリブらしいが素晴らしい。 【HILO】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2005-11-09 21:26:38) |
5.これは観た順序に左右されるんじゃないでしょうか。78年の「ディア・ハンター」から「プラトーン」、「ハンバーガー・ヒル」あたりまでの一連のベトナム戦争回顧映画を一通りリアルタイムで観ていた世代には、かなり新しかったし、ある意味ブームの終焉にふさわしい作品ではあったと思います。正直、ロビン・ウィリアムスという役者にまだあまり飽きてない頃だったのも正解でした。この後エンエンと続く彼の幸せ配達人ぶりを押しつけられた後では、はっきり印象も変わると思います。関係ないけどこれが初めて地上波で放映された時、ロビン・ウィリアムスの吹き替えをやった広川太一郎は本当にスゴかった。話芸で回す作品をよくまあここまで頑張ったものだと、彼の底力を感じました。ロビン・ウィリアムスの人情役者ぶりと戦場で起こった「ちょっといい話」みたいな作品にお腹いっぱいの今観ると、さすがに陳腐さは否定できませんが、当時としては力いっぱい善良な、偽善的ではあるけれど人の心の美しさを一生懸命描こうとしたこの作品には心を打たれました。ベトナムの真実を描こうとした映画はたくさんありますが、この映画でアメリカ人はようやく、そろそろベトナム(または戦った自分たち)を許そうという境地に達して来たということではないかな。 【anemone】さん 9点(2003-12-13 12:56:54) (良:2票) |
4.ほほう、評価低いですね。アメリカ人が、ベトナム戦争での自国の思い上がりを、ここまで率直に、しかも「笑い」の側から描いたという点で画期的な作品だと思います。これから前線に死ににいく若い兵士たちに、マシンガンのような放送禁止話芸を、せめてもの手向けとして疲労するところ、彼らを見送るロビンの、汗と涙でクシャクシャになった笑顔、名場面だと思います。 【ひろみつ】さん 9点(2003-10-24 23:46:28) (良:1票) |
3.①人種にはその人種特有の美しさがある。ベトナム人は美しいと改めて認識した。翻って日本人がガングロ(さすがに最近滅びたようだ)や金・茶髪にしたりするのは生まれ持った特有の美しさを自ら捨て、醜悪そのものだ(全然似合っていない)。ベトナム人はいや応なしに外から攻められたが、日本人は内側から自壊している。②秀作だったが、彼もサラリーマンだったという点が残念でマイナス1点。 【死亀隆信】さん 9点(2003-01-27 22:34:31) |
2.ロビン・ウィリアムズと出会った最初の作品で大好きでした。何度も観ました。でも実はその後彼がメジャーになって何本か作品を見てグッドモーニング・ベトナムの主演だったと後で気が付いたわけで。 |
1.いい反戦映画でした。番組を辞めようとしていた時に、トラックの兵隊たちと出会う。彼らのリクエストに答えるロビン。死に行く者たちが、笑顔で出発する。そして、ロビンは再び番組をすることに。21世紀に残すべき映画です。 【ウェスタン】さん 9点(2002-02-05 22:42:41) |