19.かなり見ごたえのある作品。個人的にはモノクロに違和感を感じると思ったが、全く問題なかった。アニメと実写が見事に融合した今までにない映画。あと、バイオレンス描写に関していえばR指定されてんだから、苦手な奴は最初から観るなよ。 【ガンジャマン】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-04 00:09:52) (良:2票)(笑:1票) |
18.《ネタバレ》 女の体を食って首をコレクションするとは…残忍すぎる ハリーポッター! 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-16 13:33:10) (笑:1票) |
17.『パルプ・フィクション』への最高にクールなオマージュ。これほどの敬意をもらって、タランティーノも幸せだろう。 想像を絶する暴力と、その奥底に流れる温かな情愛。原作はコミックだし、単純に面白いのも確かだが、暴力のカタルシスの裏には常に悲しみが潜んでいて、浅いドラマには終わっていない。敵役だけじゃなく、ヒーローも皆罪を犯している。善を成すためには悪を為すしかなく、罪を償うためには罪を犯すしかない、という運命が苦い。 この街で頼りになるのは力だけ。だけど力の影にはときおり優しさが見え隠れし、暗闇に支配されたこの街が、ときおり途方もなく美しい瞬間を見せることに気づく。ときには交叉しながら繰り広げられる三人の物語が重層的に「罪の街」を浮かび上がらせ、この荒唐無稽な世界がいつのまにかリアルになる。それと気づかぬうちにこの冷え冷えとした世界に魅き込まれ、観る者はいつのまにか「罪の街」の住人になっている。目を逸らしたいのに、いつまでも見ていたい、残酷で美しい街。 グロテスクな映像が苦手じゃなければ、お奨めします。 【no one】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-16 04:16:59) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 正直言ってロドリゲスは名前だけで才に欠ける男ではないかと思っていたが、大きな間違いだったようだ。原作は未見で、どういう内容の映画かも全く知らずに鑑賞したが、徹底したハードボイルドの世界と切ないラブストーリーが見事にマッチしており、さらにセンスある世界観がこのハードボイルドさとラブストーリーをより高次元のものにしている。この見事な世界にたっぷりと酔いしれた。 また、魅力とクセのある役者がそれぞれのキャラクターを見事に演じきっている。恐らく協同監督に原作者フランクミラーがいるためだろう。原作者がキャラクターの本質を徹底的に役者に仕込んだものと思われる。原作者を協同監督にできたのもこの映画の高評価の理由だろう。 また、この世界はバイオレンス溢れる罪深き街を描いているが、このバイオレンスさが全く下品に感じないのも良かった。これは恐らくコミック的な良さ(マーブは何度轢かれても死なない等)を活かしているからではないか。コミック的なものがこの世界を覆っているため、我々の世界とは違う別次元の世界と感じられるからグロさや下品さをあまり感じないのではないか。 【以下完全なネタばれ】 この映画は、ハーディガン(ウィリス)とマーヴ(ローク)とドワイト(オーウェン)の三人の男達(と女達)のストーリーであるが、それぞれのストーリーに深い意味を感じる。 自分を見失うことなく8年を耐え得ることができたハーディガンは、自分を生かしてくれた女を生かすために死んでいった。また、一晩限りでも女の温もりや愛を感じさせてくれた天使の復讐のためにマーヴは死んでいった。 自分を生かしてくれるのも女であり、自分を死なすのも女である。男というものは、女のために生きも死ぬもするという哲学が、この映画に一本筋を通している。 また、愛する女を守るために戦う男ドワイトのストーリーには、女のために男は必死にもなるが、女自身も守られるだけではなく、戦う強さも持ち合わせているということを感じさせた。この主演三人も素晴らしいキャラクターだったが、脇役のイエローバスタードとケビンも女と間違った接し方しかできない悲しいキャラクターではないだろうか。また、男をこうも動かす女の魅力を、ナンシー、ゴールディ、ルシール、ゲイル、ベッキー等々が存分に示してくれた。どう考えても美しくないデボン青木でさえ、魅力を感じてしまうのもこの映画の魔力だろう。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-02 03:14:27) (良:1票) |
15.う~ん、残念。この作品は大好きなのだが、みなさんの評価はあまり芳しくない。なぜかな~。登場人物が全て魅力的。何度見ても面白い。青木がかっこいい。 【竜ヶ沢中段】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-02-06 23:45:37) |
14.キルビルと同系統で好き嫌いの分かれる映画ですが、個人的には愛している勢い。 この映画で素晴らしいのは男たちのモノローグの格好良さと、愛する者たちのために行動するストーリーです。 女性が弱い存在でないのもいい。女も好きな男たちのために戦うのです。 近頃の男は~女は~と文句垂れるよりも、この映画で、あるべき男と女の世界はこうなんだ、と思えたほうがいいんじゃないかと。 そうそう、この映画は日本語吹き替えがまたかっけーのでおすすめです。2が早く観たい! 【ヒナタカ】さん [DVD(吹替)] 9点(2010-09-12 19:46:31) |
13.もうね、最初から最後までカッコいい。 雰囲気もいい。 曲もいい。 何度も見てるけど、未だに時々脳がこの映画を欲する。 【jojo】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-12-10 02:10:05) |
12.漫画原作ながら、陰惨な殺戮映画。白黒と部分的カラーを使った映像はめちゃめちゃカッコつけしいだが、かっこええ。その使い方のおかげでグロいシーンを見やすくしてるのがやらしいが巧い。観る人を選ぶだろうが、豪華キャスト、製作陣にみあった魅せられる映画。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-05-20 18:16:08) |
11.複数の物語がオムニバスしてる映画って安っぽいイメージを勝手に抱いてたからしばらくこの映画の面白さが分からなかった。3回目に観たとき中毒性にも似たこの世界観に愛着が湧いてきてしまった。やっぱ変なキャラがいっぱい出てくるのが妙に気に入って、しかも白黒映画に漫画チックなCGが埋め込まれてすんごく丁寧な着色が入ってるところも気色いい。音楽も全面的にシーンとマッチしていてよく計算されてる。ケビンのドラえもんに出てきそうな優等生コスチュームは何なんだ一体?なんだかテカってしてるし、とにかく奇のてらい方が絶妙だな~。 【おすし】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-24 22:19:14) |
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10.『漢』と書いて『おとこ』と読ませる。そんな感じの映画だった。 【馬】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-04-12 12:05:11) |
9.《ネタバレ》 モノクロを使った技法に鮮やかな蛍光色、ダークな世界に出演者の演技力など、文句のつけどころがない作品。それほど、期待のしてなかった作品でしたが良い意味で大きく裏切られた感があります。ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、ベニチオ・デル・トロなど演技力が凄くあり、ジェシカ・アルバ、ブリタニー・マーフィ、アレクシス・ブレーデルなど美しく冷え切った感じがして男優、女優共に魅力かつ奇妙な演技を披露してくれたと思います。それと個人的に気に入ったのはイライジャ・ウッドとデヴォン青木の殺戮マシーンぶりは衝撃的でした。なんか2人を戦わせたくて仕方ありません(笑)もちろん、ミッキー・ロックの破壊力と渋さも超気に入ってます☆この作品は「マトリックス・リローゼット」のようにストーリーよりも映像やアクションを楽しむものだと思います。オープニングは特に何も共感しなかったが本編の3つのストーリーは結構、楽しめましたし、ハーティガンのラストには少し感動しました。クライヴ・オーウェン演じるドワイトだけが生き残りましたね。続編に期待できる作品です☆★ 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-23 17:38:49) |
8.本作はロドリゲス監督の最高傑作ではないでしょうか?全編モノクローム映像の中にポイントだけ赤や黄色を配した映像が実にCOOL。アクションシーンも最高!R15指定だけあって残虐シーンもたくさんあるのですがモノクロのためそれほど不快になりません。主演の3人(B・ウィリス,M・ローク,C・オーウェン)以外にもI・ウッド、J・ハートネット、M・マドセン、J・アルバなど豪華なキャストが見ものです。特にI・ウッドの殺し屋役はこれまでのヘタレイメージと違って不気味に強くてインパクト大でした。でも一番好きなキャラは手裏剣や日本刀で活躍するD・青木のミホですね。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-28 08:46:08) |
7.どれだけ優れた映像に仕上げるか、という点を追求すると、ストーリーが置いていかれてしまうことが多々ある。しかし、3つのストーリーを均等に分かりやすく展開させ、グロテスクな殺人シーンの中にもユーモアをたっぷり詰め込む、という編集で、本作は見事にこの点をクリア。よくよく考えてみれば、原作の雰囲気を壊さないための作風だから、当然のこととも言えるが。3つの異なる物語も、どれも興味を惹かれるものである。特に”That Yellow Bastard”は、一作の長編映画として完成させることができてしまうほどの出来だ。ハーティガンとナンシーの再会シーンでは、彼が耐え続けた8年間を思い、どこからか熱いものがこみ上げてくる。やはり冤罪をテーマにすると、観客の心を掴みやすくなるのだろうか。勿論、原作を忠実に再現したと言われる映像もハイクオリティだ。モノクロの中に情熱を示す、真っ赤な色だけが浮かびあがり、観るたびにドキッとさせられる。他にも目の色だけカラーを使っていたりして、細かく丁寧に作りこまれている。センス抜群。豪華な俳優陣も魅力的である。中でも郡を抜いて良かったのは2人。殺人鬼を演じたイライジャ・ウッドは、今までのヘタレイメージを大返上。短い出演時間にも関わらず、強烈なインパクトを残した。”The Hard Goodbye”の主役であるミッキー・ロークは、本作で見事に復活!男なら誰でも憧れを抱くであろう、孤高の狼的な男を演じ、本作で最も輝きを放っていたのは彼。それと、ジェシカ・アルバ、デヴォン青木の女性組も良かったし、更には、ベニシオ・デル・トロとクライヴ・オーウェンの掛け合い漫才のようなやり取りも大いに笑わせてもらった。…と、色々言ってみたが、本作の最大の魅力は、男臭さの中に漂う哀愁だと思う。男という生き物は、だいたいがカッコつけて生きたいもので、いかに自分をカッコ良く見せるか、が、人生における永遠のテーマ。この作品に登場する野郎どもは、それを追い求めるばかりに、もがき、悩み、苦しんでいる。そこに垣間見える哀愁に、僕は大変共感を覚える。そして本作も、カッコ良さだけを追求しているのだ。作り手も実に男らしい。その潔い姿勢に、僕は男として心から拍手を贈りたい。 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-05 02:26:23) |
6.この映画の見所は、オープニングのフランク・ミラーの絵の使い方。これに尽きる。あまりにもカッコイイ見せ方に脱帽土下座。映像美・センス・構成・音楽、全てにおいて100点満点。ケチのつけどころがほとんど見当たらない。ただ、残念ながら冗長な残酷シーンが多すぎる。途中で欠伸が出ます。殺すならスマートに殺せ。首を刈るならさっさと刈れ。とまあ、ちょと余計なオマケが多かったなあというのが唯一残念。それにしても面白く、かつトンデモないほどのセンスに溢れた映画だと思う。Sin Cityの信者になりたいと思うほど若くもないオッサンですけど、これを作り上げた恐ろしいほどのこだわりと職人芸を見せてくれた全スタッフの信者にはなりたいですね(笑) つかそのセンスを俺にくれ。 【DeVante】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-18 19:52:54) |
5.素晴らしき哉騎士道精神! 惚れた女のために命を掛け、守るために死ねず、守るために死ぬ。 でも女も守られるだけじゃない。自ら戦う意志と選択する意志を持っている。 そして敵は、通せんぼする醜い大男ではなく、言ってみれば神にも等しい権力者たち。権力者が悪と言えばそれが人道的に正義であろうとも悪とされ制裁されてしまう。 (思えば、ケヴィンが聖職者関係であり、戦っているのをよそ目に聖書を読んでいるというのも暗示的だ) 民衆は、何が悪で何が正義か、欺かれる。 それでも彼らはただ一人の女を守るためにひたすら戦い続ける。 これぞ現代の騎士物語と言っても過言ではなかろう。 映像センスについてはもう言うことはあるまい。 個人的に好きなのは「Basin City」と書いてある看板の「Ba」の部分がぐちゃぐちゃっと消されて「sin City」となってるところ。 【通りすがりのクラゲ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-08 11:23:16) |
4.かなりグロくてモノクロじゃなかったら、キツかったかも…。人には薦められないけど、個人的には、かなり良かった。DVD出たら買います。 【ごいち】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-31 15:56:41) |
3.《ネタバレ》 予想以上に楽しめた映画だった。 色彩が気に入ったし、造り方がもう最高。 残酷な超暴力が見てるあたし達を引きつける。 イライジャ・ウッドの異常な行動、其れから手足を切り落とされて犬に食われているシーンは眼が離せない。 デヴォンの冷徹な女刺客も魅力的な役だと思った。 それから仲間のフッカー達のセクシーさにもやられた。 総てがカラーだったら、とても見ていられなかったもしれないけど。本当に漫画の世界だった。 此れは映画館で見るべき映画。もう一回見に行く。 【kimika】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-08 16:08:11) |
2.《ネタバレ》 原作通りナンシーがヌードになっていれば10点。 【たま】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-01 14:53:10) |
1.久々に面白かった~。DVD買って正解でした。音楽も良いし、何よりあの映像。白黒ベースに映える赤。斬新だ・・。にしてもイライジャの役、なんなの一体。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-29 19:08:25) |