1.機上で見ました。なんといっても主役のミシェル・トラクテンバーグの魅力に尽きます。場面ごとに見せるさまざまな表情、仕草に感服です。それだけでは終わらず、対立する母親役・コーチ役もストーリーを見事に引き立て、またライバルのジュニア・スケーター達も各々独自の個性を放ち彩りを添えてます(彼女たちは本当のスケーター?)。フィギュア・スケート界という意外に閉ざされた特異な世界を背景に、女同士の確執、和解、やっぱり対立、それとも解かり合ってる?微妙な心理をうまくストーリーに織り込んでます。お約束の家族(母子)愛を最終的にテーマとせざるを得なかった点を差し引いて考えても十二分に魅入らせてもらえます。ディズニー映画ということは後で気づきましたが、ブランドとは無関係のエンターテイメントがそこにはあります。