1.久々にゾクリとさせられるスゴイものを観た気分。何なんでしょうか、このカタルシスは。自分の評価基準から確実に外れる類いの作品ですが、堪らなく素晴らしいと感嘆。
確かに不道徳、不条理な代物ですが、確実に真実でもある。
社会的な理性は重要ですが、「生きる」上で絶対に必要なものではない。その事実を受け入れることは生きる指標を失うようなことなので、ある意味恐怖なのでしょうね。
この作品への賛否が分かれるのもしょうがない。
ただ、あの状態にある身のクリスがノラに傾く動機付けをもっと強化してもらいたい。