1.《ネタバレ》 青春スポーツ学園物で動物がでてきて実話物ときて、佐々部清監督とくれば感動間違いなしのはずですが、レビューの少ないこと。題名が地味でかなり損している感じがします。主役の女の子がさわやかで、ナチュラルな演技に好感が持てました。これが、綾瀬はるかや上野樹里を使うと現実離れしてしまいますよね。柳葉敏郎の監督役もよかったです。笑えたのは、主人公と男子部員のけんかシーン。印象に残ったのは、この二人の雪の駅で汽車を待つシーン。青森の四季の風景も新鮮でした。佐々部監督作品には、根底に人間のやさしさがあると思います。これからも、よい作品を作ってもらいたいです。