1.《ネタバレ》 フィンランドで地下500メートルに原子力廃棄物を埋設し10万年保存するというとてつもない計画がある事にまず驚く。そもそも10万年後まで人類が存在するのか?キリストが生まれて2000年、法隆寺が完成して1400年。「未来人が掘り出したら厄介。」「注意書きを付けておこう。」「絵の方が良いのでは。」等々の議論が科学者間で為される。極めつけは「ネアンデルタール人(1万年前)と我々は意思疎通できるのか?」の発言はショッキング。今、日本では福島原発事故が起こり国民は頭の片隅で怯えながら暮らしている。この映画はドキュメンタリーだが原子力という一歩間違うと人類に制御不可能なモノについて深く深く考えさせられる。