1.《ネタバレ》 映画を女優で見る男なんで、ひたすらリヴ・タイラーが出演しているという理由で、見ましたので途中まではワクワク、ドキドキ「お、そこまで」なんて感じでお得感、多幸感いっぱいで観てたんですが……… ここからきわめて重大なネタバレあり……ラストがあまり衝撃的で見終わった後しばし呆然としてしまいました。例えていうなら時限爆弾解体のシーンで、「赤と青どっちを切る?」「赤だ」 ドカーン!!なんてシーンを見せられたような感じで、自分が日常観てる他の映画、あるいはテレビドラマ等のお約束、文法と正反対の結末に虚をつかれ打ちのめされました。反対のありふれたハッピーエンドを当然のごとく予想してたのは、まだまだ映画を見る姿勢として甘いわけで。
あまりの衝撃に一晩たった今でもまともな感想は残せないんですが、たったひとつ本当に銃社会って恐ろしいですね。犯罪者がつかうのも、もちろんですが、この映画のように自分を正義と確信した人間が使うとなると、まさしく「基地外に刃物」を絵に描いたようなシーンでした。
好きな女優が出ててそれなりに魅力的だし、ストーリー的にも面白くて何回も見たい映画なんだが。
夫の宗教馬鹿があまりに不快で許容限度を超えていて。
目に見えないもの、科学的に存在が証明されないものは、この世にありません。
人間の意識なんて、単なる脳の神経細胞の働きで、脳自体が消滅したら、それでジエンド、痕跡も残らない。
そんな簡単なこともわからないで、何千年も前の古代人の妄言を鵜呑みにする人間が多すぎる。
それも単に自分で信じてるだけなら害はないが、この映画のように他人に強制しようとしたり、あるいは正しいと信じて他人を傷つけたり、
宗教なんていう大嘘話を真面目に信じてる馬鹿たちと同じ世の中に暮らしていくのがつらい
数年ぶりに鑑賞。一つ一つの台詞、一つ一つの表情から目を離すわけにもいかずとても疲れた。
あえて消さない上記にもあるようにヒロインの夫に対してはどうしても厳しくなってしまいがちな自分だが、彼には彼の人生があり、彼なりの苦しみもあったかと思うと。
また主人公も、単に脅迫されたからだけではなくて、娘を事故で死なして以来、ずっとどこかで死に場所を探していたかと思うと悲しみが一層に。
女優目当てに買ったDVDだが、良かったと思う。(でも、アルマゲドンやリングの絶頂期、あるいは世界で一番のころのムチムチよりも、この映画の人妻感がとっても素敵なんだがw)