1.●福本氏、主人公でありながらセリフが少ないです。しかし剣戟シーンによってそのカッコよさは十分に伝わりました。チャンバラは後世に残すべき素晴らしい文化だと思います。本体に当たる時代劇の斜陽化は止める術がODANOBUみたいな似非時代劇に頼るしかない状況に近づきつつあるのが歯がゆいです。●香美山を慕う若手女優(後にメジャー化)とのくだり(特に後半)はファンタジーっぽさを感じましたが、終盤のチャンバラと渾身の斬られ演技がすごかったのでOKです。スタッフが最初からこれをラストに配置しようと構想していたことが分かり、大変好感を持てます。