黄金のアデーレ 名画の帰還のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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黄金のアデーレ 名画の帰還

[オウゴンノアデーレメイガノキカン]
Woman in Gold
2015年上映時間:109分
平均点:7.06 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-11-27)
ドラマ法廷もの戦争もの歴史もの実話もの
新規登録(2015-11-24)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2018-04-30)【イニシャルK】さん
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監督サイモン・カーティス
キャストヘレン・ミレン(女優)マリア・アルトマン
ライアン・レイノルズ(男優)ランドル・シェーンベルク
ダニエル・ブリュール(男優)フベルトゥス・チェルニン
ケイティ・ホームズ(女優)パム・シェーンベルク
タチアナ・マスラニー(女優)若い頃のマリア・アルトマン
マックス・アイアンズ(男優)フリッツ
チャールズ・ダンス(男優)
ジョナサン・プライス(男優)
フランシス・フィッシャー(女優)
エリザベス・マクガヴァン(女優)
モーリッツ・ブライプトロイ(男優)
トム・シリング(男優)
アラン・コーデュナー(男優)
ヘンリー・グッドマン(男優)
アンチュ・トラウェ(女優)
一柳みるマリア・アルトマン(日本語吹き替え版)
勝杏里フベルトゥス・チェルニン(日本語吹き替え版)
御沓優子若い頃のマリア・アルトマン(日本語吹き替え版)
音楽ハンス・ジマー
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
サイモン・カーティス
配給ギャガ
美術ジム・クレイ〔美術〕
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1.《ネタバレ》 深く心に残る映画になりそうです。淡々と描かれていますところでも心境の変化が大変わかりやすく想像できました。
訴訟する・しない、この仕事一本に専念する・しない、絵をオーストリアに残す・残さないなどの葛藤は私にはよく理解できたつもりです。
特に代理人についてですが、曾祖父の名前が刻まれたホロコースト記念碑に触れたら、祖父作曲のコンサートがあったら、そりゃあ、暮らしていなくても自分のルーツはここ(ウィーン)にあると思うのは当然で、その国を追われなけれいけなかったこと、絵画が強奪されたことについてまずは国に非を認めてもらいたい、と邪念なく訴えたのが功を奏したのではないでしょうか。
また、黄金の肖像画が奇跡的に残っていることが非常に感慨深い。いくつか思ったことをメモリました。
1.クリムトはほとんどの場合、発注を受けてからしか作品に取り掛からない→アデーレの肖像画は3-4年かかった大作で、所有権がはっきりしていた。
2.マリアの家系は銀行家、大の富裕層だから出国できた。
3.弁護士の家系もまた著名な音楽家で奇跡的にアメリカに渡れた。
4.オーストリアで訴訟を起こす場合の供託金が普通は絶対に払えない額(門前払い)
5.マリアが提訴したのは82歳、勝訴は90歳でした。(普通なら訴訟をあきらめていた年齢か)
6.強奪された作品を残した審美眼に一応は脱帽(他の国の大革命などではほとんどの文化財が損なわれ、現在に残っていない事実などを鑑みて)
7.ストラディバリウスは戻らないだろう。
8.エスティー・ローダー社が破格な値段でこの絵の価値を世界に知らしめた(当時156億円以上)
9.余談:個人的に裁判所の役人が「オーストリアね、コアラ!」のくだりがなんだかこのとんでもないCaseの始まりを面白くしてくれたと思っている。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-01-30 10:42:12)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 7.06点
000.00%
100.00%
200.00%
315.56%
400.00%
500.00%
6422.22%
7527.78%
8738.89%
915.56%
1000.00%

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