スイス・アーミー・マンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スイス・アーミー・マン

[スイスアーミーマン]
Swiss Army Man
2016年スウェーデン上映時間:97分
平均点:5.75 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-09-22)
ドラマコメディアドベンチャーファンタジー
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タイトル情報更新(2023-09-19)【イニシャルK】さん
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監督ダニエル・シャイナート
ダニエル・クワン
キャストポール・ダノ(男優)ハンク
ダニエル・ラドクリフ(男優)メニー
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(女優)サラ
リチャード・グロス(男優)ハンクの父
シェーン・カルース(男優)検視官
平川大輔ハンク(日本語吹き替え版)
小野賢章メニー(日本語吹き替え版)
脚本ダニエル・シャイナート
ダニエル・クワン
配給ポニーキャニオン
その他ゾーイ・カザン(スペシャル・サンクス)
クエンティン・タランティーノ(スペシャル・サンクス)
あらすじ
海難事故で無人島に独り漂着した青年ハンク。待てど暮らせど救助は来ず、最早これまでと死を選ぼうとしたその時、波打ち際に一人の男が流れ着く。歓喜するハンクだったが、男は既に絶命していた。再び絶望するハンク。しかし、彼は死体から出るオナラが強力な推進力になることに気付き、最後の希望を託し、死体にまたがり大海原へ。そして、なんとか陸に辿り着いた彼と死体。ハンクは死体をメニーと名付け、死体を担ぎ、一度は捨てた故郷を目指し旅するのだったが…。サンダンス映画祭を始めとする数々の映画祭で高い評価を得た、異色の青春・サバイバル・アドベンチャー作品。死体を演じるのは「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフ。
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1.《ネタバレ》 (ネタバレあります。未見の方はご注意ください。)十徳ナイフ並みの 、いやそれを遥かに上回る“万能死体“を使っての無人島からの脱出劇。ノッケからオナラ風腐敗ガスエンジンのボートに変化という飛ばしっぷり(苦笑)。斬新な着想はキャッチーなれど、出オチの危険性大かと危惧しておりましたが、いやいやどうして、見応え十分でした。しっかりコメディとして成立していたと思います。ただし中盤、観念的なアプローチが過ぎたというか、ハイセンスな部分を見せようと意気込み過ぎたというか、やや中弛みした感は否めません(手作りバスあたりの件ですね)。とはいえ、見終えてみれば主題は明快で、こんなキワモノ設定の中ブレることなく結末までたどり着いた点には拍手を送りたいと思います。いや、やっぱりたどり着いてないかな。スミマセンそこは要審議で(苦笑)。というように、反芻しても“苦笑い”がやたら多いのですが、決して駄目じゃなかったと思うのです。好意的な苦笑い。その最大要因は、ダニエル・ラドクリフくんにあります。もう手放しでホメたいチャーミングな死体ぶりでした。それに天下のハリー・ポッターがよくぞこんなヨゴレ役を引き受けたものだなと感心します。彼の熱演(死体だから冷演かな)無くしては、本作の成功はありませんでした。本年度のアカデミー最優秀死体賞は彼で決定ですな。さて、色んな見方・捉え方が可能なストーリー(真っ当な解釈は妄想・精神疾患系あるいは心理状態の比喩表現。そもそも漂流などしていない)ですが、私的には愚直に“メニーくん=宇宙人説”を推したいと思います(タイガー星雲か、ZOJIRUSHI系からやってきたと睨んでおります)。全部“ほんとう”と信じるなら、これしかラストの状況に対する説明はつかない気がいたします。まあ正直いいますと、“整合性なんてハナから気にしちゃいない“が真相だと思われますが。観客で勝手に判断してくれのスタイル。無責任かもしれませんが、個人的にはこんなのもアリだと思います。映画は究極の自由空間ですし。the endの神タイミングに対し+1点査定で。
目隠シストさん [映画館(字幕)] 9点(2017-09-25 08:51:46)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 5.75点
000.00%
100.00%
2210.00%
315.00%
400.00%
5525.00%
6630.00%
7210.00%
8315.00%
915.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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