5.《ネタバレ》 アマプラで評価が高いので見てみたら、本当に面白かったです。
お金かけなくても有名な俳優じゃなくても、邦画もやればできるじゃないですか。
主人公を演じた皆川さん、絶妙です。
東大出のプライドはあるけどコミュ障気味なヘタレた感じが上手いです。
自分がかなりヤバイ状況に置かれてるという危機感がないので死亡フラグ立ちまくりなのに、
結構大丈夫だし、最後はまさかの大活躍。
投げやりで適当に生きてた和彦が「人生には、一生これが続けばいいのにと思う瞬間がある。
そのためだけに生きてきたと思える瞬間が。それだけで十分」と思える経験が出来たのは喜ばしい。
その後どうなるかは、また別ですが。
和彦のご両親も良い人たちだし、殺し屋なのに礼儀正しくていい奴の松本も良いキャラでした。
こんなに人が死んで血みどろなのに、鑑賞後の後味が悪くないのも珍しいです。