菊とギロチンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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菊とギロチン

[キクトギロチン]
2018年上映時間:189分
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-07-07)
ドラマスポーツもの政治もの青春もの歴史もの
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タイトル情報更新(2022-11-28)【Yuki2Invy】さん
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監督瀬々敬久
キャスト木竜麻生(女優)花菊ともよ
韓英恵(女優)十勝川たまえ
東出昌大(男優)中濱鐵
寛一郎(男優)古田大次郎
嘉門洋子(女優)玉椿みつ
山田真歩(女優)小桜はる
大西礼芳(女優)勝虎かつ
渋川清彦(男優)岩木玉三郎
小林竜樹(男優)田中雄之進
山中崇(男優)和田久太郎
和田光沙(女優)日照山きよ
井浦新(男優)村木源次郎
大西信満(男優)飯岡大五郎
嶋田久作(男優)田中半兵衛
大森立嗣(男優)正力松太郎
菅田俊(男優)丸万
宇野祥平(男優)森本一雄
篠原篤(男優)定生
川瀬陽太(男優)坂田勘太郎
鈴木卓爾(男優)魚売の音弥
飯島大介(男優)佐吉の父
吉岡睦雄(男優)警官
永瀬正敏ナレーション
脚本相澤虎之助
瀬々敬久
音楽安川午朗
美術磯見俊裕
赤松陽構造(タイトルデザイン)
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1.《ネタバレ》 程度の差こそあれ、人は誰しも望まぬ「枠」に嵌められ、何かに虐げられて生きている。この映画の登場人物は皆(「家」制度における女性としての主人公をはじめ、革命家、朝鮮人、労働者、農村出身の兵士、女相撲の面々は無論のこと)、激しく虐げられた境遇を生きている。だが彼らは、そんな枠から抜け出すため自分を虐げる全てに向かって「反逆」を始める。勝目の無い絶望的な戦いに身を投じ滅びゆく様には、だがしかし、極限的な人間の尊厳とその生命の偉大さを最大に感じ取ることができる。物分かりの良さ、否、理性など糞喰らえ。「反逆」こそが生命の本質、人間社会で人が生きている証なのだ。

前半、やや政治的・思想的なメッセージが含まれる類の映画なのかとも思ったのだが、全編に込められたテーマはもっと根源的で普遍的なものであると確信している。ヒトのヒトたる逞しさ・美しさを最大限に尊重し描き抜いた、私の最も好きな部類の映画。困難な人生に直面するあなたに是非勧めたい。
Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 9点(2020-01-10 00:52:50)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7250.00%
800.00%
9125.00%
1000.00%

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