1.《ネタバレ》 中国語と英語の両方が話せるアレックスとジェレミー。
中国語しか話せないアレックスの父、朱。
英語しか話せないアレックスの妻、マーサ。
昼間一緒にいるのは朱とマーサの二人だけ・・・・。
言葉の壁って思っていたより大きいんですね。
マーサは良い人です。もちろん朱も良い人です。
ですが言葉が通じないことと、文化がまるで違うことが、二人に、とりわけマーサにとっては大きな負担になってしまったんですね。
二人の間に立たされつづけるアレックスも、知らないうちにストレスをためこんでしまって。アレックスは本当に家族思いの良い夫、良い父、良い息子なのに。切ないです。
んー。アレックスの決断はやはり仕方がないのかもしれません。
思い切った勇気ある決断だったと思います。
暗くなっちゃいそうなストーリーですが、モラル、倫理感、思いやりのある人達ばかりなので、とても爽やかな仕上がりになっている良い映画です。
笑えるシーン、感動するシーン、泣けるシーン、すべてあります。
特にアレックスが、留置所の父を迎えに行ったときのシーン。
個人的に一番の見所です。きっと泣いちゃいますよ!