5.細かいことは関係ないくらい面白い。笑いと涙を織りまぜながら、個性豊かなキャラが活き活きと描く物語は観ていて本当に楽しい。またそこに流れるチャン・イーモウ独特の空気感が心地良い。この空気感、理屈で出せるものではないだけに、今後も期待したい。定期的に観たくなるようなお気に入りにできる作品に出会えた。観る際はぜひ吹き替え版をお薦めする。 |
4.泣いたよーーーーーー。 久々に泣いたよーーーーーーーーーー。 心温まる感動が心を包み、あふれ出る涙が顔を包みました。あまりにもけなげすぎます。盲目の少女は社長が事故にあったのも知らずに旅立ち、社長は少女が旅立ったのも知らずにベッドの上。この先、どうなっていくんだと吠えまくってしまいます。≪しあわせ三部作≫にどっぷり浸り、心身ともにリフレッシュしました。月曜には元に戻るだろうけど。 【tantan】さん 9点(2004-11-14 22:56:49) |
3.《ネタバレ》 少女にとって父親の存在がわずかな希望だった。私も見ていて、最後に父親が現れて救い出してくれるのかと思っていたが、じつはあの養母がいっていたとおりのだめおやじだった。そうしてみると、意地悪な養母も案外よくやっていたわけだ。 苦い味わいの佳品。わたしはテレビという切り札が出てくる「あの子をさがして」より高い点を付けたい。 最後の終わり方もいい。男はだめな父親になりかわって嘘の手紙で少女を励ます。善意のこもった「まがいもの」。 O.ヘンリーの「最後の一葉」と似ているところで-1点。 【トンビの目】さん 9点(2004-02-27 05:40:00) |
2.《ネタバレ》 盲目の少女。手渡された紙幣がただの紙切れであることを、分かってて、おっさんたちと一緒にいる。お互いの相手に対する思いやりが暖かかったです。壁の『安』でしばらく笑ってました。 |
1.「あの子を探して」「初恋のきた道」が私は結構好きで、今回その三部作の最終章ということで観に行きました。今までの2作品は田舎の風景や人々の映像がすごく素朴で、見た後にほっとするような内容だったのですが、今回はちょっと趣向が変わっていて、都会での普通の暮らしの中の素朴な温かさ、という感じでした。都会でひっそりと優しく、でも強く咲いている草花のような人々の姿に温かさを感じました。ただ、主役のチャオが交通事故にあうシーン・・あれはちょっとショックで・・。 【まっくろくろ】さん 9点(2003-02-20 20:42:15) |