10.「目覚めよ、パリ!」この美しいラストに尽きます。ビノシュ絶頂期の可愛らしさがパンパンに詰まっている(当たり前か、恋人が作った映画だ)。随分前に見たので、また見直してみよう。最初に見たときと同じ気持ちでまたあのラストにたどり着きたいです。 (2004/2/21追記)約十年ぶりくらいに見直しました。感想は変わらず、素敵な映画でした。あのぶっさいくなドニ・ラヴァンの最後の笑顔を変わらず美しいと思いました。この映画が発する電波を捉えることができた自分が嬉しいし、長い時間が経っても、変わらず胸を射抜くような感覚を持つ映画があるのは幸せだと思ったので追記させてください。 【のはら】さん 9点(2004-01-12 17:00:28) (良:1票) |
9.バランスの取れた傑作とは言い難い作品ではあるけれど、レオス・カラックス監督自身が、そんな体裁や見た目なんかまるで気にしていないんだし。とにかくカラックスには、極限の愛と、絶望と、歓喜と、悲しみといったエモーションしかない。それを形良く観客に差し出すことより、ナマのままぶつけてくる。だから、受け付けない人も当然いるだろうし、逆にとことんハマル人だっているだろう(ぼくもそのクチだ)。いずれにしろ、ここ最近の映画のなかで、これほどまでに自分に、そして映画に対して真摯で誠実な作品はない。素晴らしい。 【やましんの巻】さん 9点(2003-09-25 14:59:21) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 花火がドーーン。 彼女のポスターを燃やすシーンが秀逸。 【翼ネコ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-11-17 11:25:47) |
7.《ネタバレ》 うーわぁ…。 闇・光・水とビノシュを際立たせるための不潔さ(或いはその逆)か?、絶望の末とことん墜ちた中の愛、ってことかしら?…でもそんなんどうでもいいんです。ビルの室内灯がつく瞬間は美しく、酒瓶を投げるビノシュ(何テイク目?撮影トリックかな?)がおかしかった。終盤、彼が倒立前転してる時の二人には、もう涙、、彼女の話は彼らのことのように思えます。彼や罪に対して見え隠れする女ゴコロ、よく描いていたと思います、、まいりました、、究極の恋愛映画だと思います。考えたらワヤやけど、パリ警察の甘さがどうしても気になったので-1点。ラストは JULIETTE BINOCHE が出るタイミングにため息。何も使用料の高い何曲かを流されるより、インパクトある一曲がどんなにいいかってもんです、関西人こんなん好き、心酔族になりそう。/(05/07/14)追記:あーー、ショック!!【りく&あん】様に教えていただく今の今まで、私これ間違いなく心中モノの大悲劇だと思ってました。あ、それがハッピーエンドなのか・・・全く修業が足りません、出直します。取りあえず、目覚めよ私!とパリ!7月14日。 【かーすけ】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-01-13 15:14:10) |
6.醜さと、美しさのバランスが秀逸。人生の醜美のバランスって、これかな?と、私は思う。 【aksweet】さん 9点(2002-08-20 12:16:25) |
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5.レオス・カラックスを初めて観たのがこの作品(そしてこれが一番いい)。日本語タイトルからのイメージとは全く違っていてビックリ。でも、まさに純愛映画の傑作だと思う。花火のセーヌ河を疾走するシーンは忘れられない。 【Tomo】さん 9点(2002-01-24 19:17:28) |
4.アレックスの相手への気持ち、あらゆる意味で痛い。 【 ’86】さん 9点(2001-10-26 20:18:33) |
3.この映画って、大赤字だしたんだよね。それは、橋と川(確か、セーヌ川だったと思うけど)全部オープンセットで作ったからセットだけで十数億かかったらし。 【やまたん】さん 9点(2001-06-29 00:54:52) |
2.感覚とかっこよさだけでつくってるように見えるけど、ドニ・ラバンとジュリエット・ビノシュの凄い演技も手伝って、重い愛の形をとてもよく表してると思います。好きですね、この映画。 【フレディ】さん 9点(2001-06-11 00:48:23) |
1.いつ見てもフランス映画は綺麗だ。こんな汚れた主人公を撮っていたとしても。これは人間の本質や裏側をネチっ濃く撮るのではなく、あっさりと撮ってしまう所に勝因があるのではないだろうか? 【イマジン】さん 9点(2001-01-27 00:26:04) |