人生は四十二からのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > 人生は四十二からの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

人生は四十二から

[ジンセイハヨンジュウニカラ]
Ruggles of Red Gup
1935年上映時間:90分
平均点:7.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマコメディモノクロ映画
新規登録(2004-08-31)【マムゲン】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【にじばぶ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督レオ・マッケリー
キャストチャールズ・ロートン〔男優〕(男優)
ザス・ピッツ(女優)
編集エドワード・ドミトリク
あらすじ
1900年はじめのパリ、イギリスの伯爵に仕える召使ラグルズは主人が彼を賭けたポーカーに負けたためアメリカに行くことになる。代々の使用人根性が染み付いている彼は主従の関係に頓着しない新しい主人に戸惑うが、ひょんなことから彼はイギリスの退役将校という誤解を受け町の人気者になる。リンカーンの演説で人は平等であり自由に生きることができると知った彼は自分の生き方に目覚め、アメリカで新しい人生を歩み始める。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.1908年時に於ける英国人気質と米国人気質の違いを描いた1935年製作作品。執事と言えば「日の名残り」アンソニー・ホプキンスが思い浮かびますが、その58年前に演じたチャールズ・ロートンが彼のモデルだったのかなぁと思います。厳格一直線ではない百面相ぶりが実に味わい深い。彼を取り巻く面々も個性豊か。ラストシーン大合唱は生涯忘れじの名場面。余韻の深い傑作です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2020-07-18 15:14:36)
1.これはもう表情や仕草などチャールズ・ロートンがとっても魅力的で大好きな作品。はじめイギリス貴族の召使としての立場を何の疑念もなく守っていたラグルズは、アメリカ人の新主人と同じテーブルに座ることさえ身分が違うからとためらう。
人は平等だと身分などに頓着しない主人は彼を大佐と呼んで友人のように振舞うので、
彼も次第に自由の楽しさを味わうようになる。(この主人の妻は身えっ張りなのだが、彼は妻に下品と嫌われても自分好みのチェックのスーツにこだわったりするのが可笑しい)
居酒屋でリンカーンの演説を知らないかという話になった時、アメリカ人の客に次々尋ねても誰も知らないというのに本で学んでいたラグルズが平等、自由、理想を説いた「人民の人民による人民のための国家」という有名な演説を見事に暗誦するシーンが圧巻。紆余曲折を経て得意の料理、サービスでレストランを開いて新しい人生をはじめたラグルズを、新旧主人や大勢の客が「彼はいい奴だ、誰もが褒めてる♪」と歌いながらエンディングになるシーンではいつも感動して胸が熱くなる。
リンカーンの演説のように、誰にも平等にチャンスがあり自由に生きることができるというアメリカの理想を描いているが、これぞかつてのアメリカの良心そのもの。他にも彼と親しくなる未亡人が「夜明け前は暗いものよ、苦あれば楽ありよ」など励ます言葉も優しく、こうした全篇に漂う暖かさがなんとも心地よい。


キリコさん 9点(2004-09-26 22:02:14)(良:1票)
別のページへ(9点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7125.00%
800.00%
9250.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS