3.個人的に、凄く好きな映画。私は若き日、ゲイカルチャーと密接な関係にある仕事をしていたんですが(私自身はゲイでは無いですよ。)、N.Yにあんな風体のゲイ、確かに存在します!パトリック・スウェイジの演技はウマすぎ!(本物のゲイの仕草・話し方にかなり近い!リアル!)映画としては、こういう形でのヒューマンドラマは新鮮でした。観た後、爽やかな気持ちになれたです、ハイ。ともすれば、ゲイって人間じゃ無いような扱いを受けがちですが、この映画にでてくる3人のドラッグ・クイーンほど、「良い人間」はいないでしょう。見た目はどうであれ、常に自分を信じ、他人にも希望を与えられ、「変化」をおこせる、まさに「エンジェル」ですね。ただ、チチが劇中、幾度となく踊っているダンス、「ヴォーグ」っていうんですが、実際のゲイカルチャーのヴォーグとはかけ離れてて、違和感アリアリ。(っていうか、へたっぴ。)私的に、かなり好きなダンスなんで、ここだけ、-1点。ラストのチチの変貌ぶりには脱帽。