1.《ネタバレ》 実話に基づいた超硬派な社会派作品。笑えるほど杜撰な捜査、証拠の捏造、拷問スレスレの取調べ、極めつけの叱咤とカツ丼。もしかしたら完全に馬鹿にされてるのかも?と思うくらいに茶番な展開なのですが、ズンズンとゴリゴリと茶番が進んでいく。あっはっは。まっさかぁ、と、思いながらも、ありえない位に冤罪という怪物が二十人の怒れる男たちに忍び寄る。「実話か?コレ、本当に実話なんか?」と疑わしいことこの上ないが、実話。恐ろしい。完全無視されてる真犯人の凶行よか、この冤罪へのシナリオ進行が、怖い。全然関係ないが、個人的には女優陣が結構好みだったりします。特にミシン嫁、とかが。