愛と誠(2012)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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愛と誠(2012)

[アイトマコト]
2012年上映時間:134分
平均点:6.10 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-06-16)
アクションラブストーリーミュージカル青春もの学園もの漫画の映画化
新規登録(2012-06-20)【アンドレ・タカシ】さん
タイトル情報更新(2021-11-07)【イニシャルK】さん
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監督三池崇史
キャスト妻夫木聡(男優)太賀誠
武井咲(女優)早乙女愛
斎藤工(男優)岩清水
大野いと(女優)高原由紀
安藤サクラ(女優)ガムコ
加藤清史郎(男優)太賀誠(幼少期)
一青窈(女優)早乙女美也子(特別出演)
余貴美子(女優)太賀トヨ
伊原剛志(男優)座王権太
市村正親(男優)早乙女将吾
舟山弘一(男優)
原作梶原一騎
ながやす巧
脚本宅間孝行
音楽小林武史
作詞一青窈『愛と誠のファンタジア』
作曲小林武史『愛と誠のファンタジア』
編曲小林武史『愛と誠のファンタジア』
主題歌一青窈『愛と誠のファンタジア』
撮影北信康
製作木下直哉
遠藤茂行
伊藤秀裕
平城隆司
東映(「愛と誠」製作委員会)
角川書店(「愛と誠」製作委員会)
ハピネット・ピクチャーズ(「愛と誠」製作委員会)
ホリプロ(「愛と誠」製作委員会)
テレビ朝日(「愛と誠」製作委員会)
木下グループ(「愛と誠」製作委員会)
企画伊藤秀裕
プロデューサー椎名保(エグゼクティブプロデューサー)
配給東映
角川映画
特撮OLM(CGI)
美術林田裕至
振付パパイヤ鈴木
編集山下健治
録音柴崎憲治(音響効果)
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1.《ネタバレ》 原作の連載をリアルタイムに読んでいた身からしたら「これは『愛と誠』ではなくて、ただのパロディでしかない」と思いました。最初のうちは。今やアナクロなお笑いにしか映らないであろうものを、何故わざわざ引っ張り出してきてわざわざ笑ってみせるの?っていう憤りに近い感情が強かったのが事実です。その時代を生きてきた人間にとっては自分が生きた過去に対して笑って済ませてしまえるような割り切りなんてとても持てる訳はありませんしね。ところがこの映画、そのアナクロ感覚を笑ってみせているようでありながら、徐々にキッチリ真剣に原作の持つ純愛の世界へと誘ってゆく訳です。どう見てもヘンなキャラでしかなかった筈の面々が語る愛が、いつの間にか胸に迫る感情の発露へと昇華されてゆくのです。そう、岩清水の「早乙女君、君のためなら死ねる」のセリフがお笑いから真剣な純愛へと受け手の意識が変化してゆくように。これは何というか、上手いなぁ。前半のバカ映画ノリを全編通してしまっていたとしたらボロクソに貶していたかもしれませんが、バカに見えても熱かったんだよ、っていう過程をキッチリ見せてくれたのでとても良かったなぁ、と。これを嘲笑うだけの時代になっちゃってたとしたら、それはなんだかとても悲しい事で。妙に女優が生きている映画でしたが、特に武井咲演じる早乙女愛はお笑いキャラであってももう最初から自分の中の早乙女愛の具象化という感じで最初から最後までホワホワと見つめておりました。あのお姫様カットは自分くらいの世代には直撃しますな。1972年にあのステンレスの銀色ピカピカに黄色のラインな総武線はないわぁ、真っ黄色じゃなきゃダメだわぁ、と他が70年代の雰囲気の再現に腐心していただけにそこはなんか残念な感じでしたが、安易な『グラインドハウス』からの引用だけに止まらない時代性の表現も今の日本から失われつつある熱さを感じさせて心にたぎるものがありました。昔は良かったなんていう懐古主義ではなく、実は時代を越えて愛に真剣である事の普遍性を説いた名画だったと思います。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 9点(2012-06-25 06:58:02)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.10点
000.00%
100.00%
200.00%
3419.05%
400.00%
5314.29%
6314.29%
7628.57%
8419.05%
914.76%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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