ルルドの泉でのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ルルドの泉で

[ルルドノイズミデ]
LOURDES
2009年オーストリア上映時間:99分
平均点:6.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-12-23)
ドラマ
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監督ジェシカ・ハウスナー
キャストシルヴィー・テステュー(女優)
レア・セドゥ(女優)
エリナ・レーヴェンソン(女優)
脚本ジェシカ・ハウスナー
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1.《ネタバレ》 無人の食堂ホールを見下ろすカメラ。そこにまず給仕、続けて主要な登場人物達が静かに集まってくる。BGMは現実音の荘厳なアベ・マリア。ごく自然に単なる食堂が、たちまち演劇的な空間に早変わりするみごとなオープニング。主人公の車椅子を押すのはやる気のない介護人の娘。彼女がなんとも色っぽいのが硬い印象の主人公と好対照をなす。奇跡を起こすと言われる泉にすがる人々が、単なる湧き水に勝手に意味づけをして一喜一憂するさまを淡々と描く。不治の病を持つ信者に奇跡の実在を問われた神父が、逃げをうつように語る「全ては心の問題」という説明が結局は正解というのがなんともしゃれている。ハリウッド製の作品ならひどい目にあうような介護人の娘が、絶好調で唄い(適度に音痴)踊る姿を捉えて終わるエンディングがオープニングのアベ・マリアと鮮やかなコントラストを見せる。印象的なリフがしつこく繰り返されるので調べたらイタリア語で「祝福」と言っていた。脚の麻痺の再発という不安を抱える主人公が享楽的な同年配の娘の空疎な祝福の歌を聴く皮肉。さすがイヤミの国おフランス!
皮マンさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-30 08:59:21)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.00点
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200.00%
3120.00%
4120.00%
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6120.00%
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