1.《ネタバレ》 これは想像以上に素晴らしい作品でした。
美味しいお寿司を紹介するだけのグルメ作品かと思ってたけど、人間ドラマを織り込んだ深みのある構成に感心しました。
美味しいってどういうことなんだろう?って哲学的なことを考えさせられます。
意外だったのは食材選びは業者に丸投げという点。
寿司を握るプロではあるけど、食材選びはプロの業者を信用するという姿勢は合理的。
そういった信頼関係があるから、良い食材が安定して供給されるんだなって納得しました。
その最高級の食材を丁寧に手間暇掛けて仕込むんだから美味しくなるのも当たり前ですね。
寿司ってただ握ってるだけのシンプルな料理かと思ってたけど、ここまでやるんだなぁって感動しました。
お寿司が美味しそうというレベルを超えて、美しい芸術品のようでした。