1.《ネタバレ》 親友を殺さなければいけない事になったウォーケンさんがオロオロする話。
登場時はいけすかないアル・パチーノだが、全てお見通しであった上で、受け入れるつもりであることが早々に分かってから「ホントいいやつだなー」と愛すべき人物になってしまうのである。
豪快パチーノ&繊細強面ウォーケンってありそうでなかった組み合わせだけど、本当に良いコンビだった。疾風のように現れ、あっという間に去っていくアラン・アーキンも最高。オッサン達の元気な下ネタには不快感はなく、溢れんばかりの生命力を感じる
男臭くて、ユーモア全開。静かなる友情と不器用な彼らにぐっとくる!
ラストは、素晴らしく潔い切り方。欲張りませんなー!!
ドンパチシーンを過剰に見せないことで、マフィア・バイオレンス映画としてではなく、友情物語として深く心に残されてしまった。
大好きです!