4.《ネタバレ》 ビデオデッキもまだまだ普及していない当時、映画は映画館で見るものでした。
この作品が公開されると知った時は「あの美しいメーテルにもう一度会える!」と胸が躍ったものです。
TV版の、モッサリ顔にくすんだ金髪のメーテルは残念でなりませんでした。
待ちに待って現れたメーテルの美しい事この上無く、今では考えられない事ですが劇場内はシャッター音とフラッシュ(!)の嵐だったのです。
三脚据えてる人さえいました。(関西の一部の映画館だけでしょうか?)
ストーリー的には手垢のついた感が否めませんがダレない展開で飽きさせず、作画などは本当に丁寧に作られた佳作だと思います。音楽も最高です。
地球を旅立つ鉄郎を送り出す老パルチザンの件などはやはり999ならではでグッときました。
エンディングクレジットでSAYONARAが流れる中、夕景に佇むメーテルのシーンは今見ても胸がキュンとします。同性ですけどね。