最前線物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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最前線物語

[サイゼンセンモノガタリ]
(最前線物語 ザ・リコンストラクション)
The Big Red One
1980年上映時間:113分
平均点:6.73 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(1981-01-31)
ドラマ戦争もの
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タイトル情報更新(2019-10-14)【S&S】さん
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監督サミュエル・フラー
助監督アーン・シュミット
ルイス・ティーグ(第二班監督)
キャストリー・マーヴィン(男優)軍曹
マーク・ハミル(男優)グリフ
ロバート・キャラダイン(男優)ザブ
ステファーヌ・オードラン(女優)ワル―ン
チャールズ・マコーレイ(男優)将軍/第一次世界大戦時の大尉
モーリス・マルサック(男優)ヴィシー政府軍の大佐
サミュエル・フラー(男優)従軍カメラマン(ノン・クレジット)
小林清志(日本語吹き替え版【TBS】)
神谷明(日本語吹き替え版【TBS】)
津嘉山正種(日本語吹き替え版【TBS】)
石丸博也(日本語吹き替え版【TBS】)
三ツ矢雄二(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本サミュエル・フラー
音楽ダナ・カプロフ
撮影アダム・グリーンバーグ
製作ジーン・コーマン
配給日本ヘラルド
特撮キット・ウェスト(特殊効果)
編集デヴィッド・ブレザートン(編集スーパーバイザー)
録音デイヴィッド・ドッケンドルフ
字幕翻訳清水俊二
その他ダナ・カプロフ(指揮)
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5.《ネタバレ》 アンソニー・マンの傑作「最前線」のパワーアップ版とも言える作品。
「最前線」も素晴らしい映画だが、サミュエル・フラーのリアルタッチの戦場空間はより凄味がある。
地雷に「去勢用」なんてあるのか・・・初めて知ったわ。
特に海岸での銃撃戦から一転して“抱き合う”場面・・・コイツらさっきまで殺し合いしてたんだぜ?スゲエよ。
ギラ付く太陽、泥と砂にまみれた肌、黒い“勲章”の中からギラギラ輝く眼光・・・。
「ノルマンディー」における内蔵が丸見えになった遺体のリアルさは強烈だ。
第一次大戦の戦場から始まるストーリー、二つの大戦を股にかけた男の生き様。
リー・マーヴィンの激戦をくぐり抜けて来たという面構えがカッコイイ。
こんなにカッコイイリー・マーヴィンを見たのは初めてかも。
マシンガンでも必ず生きて帰って来る不屈の精神。
その下で戦う四人の部下たちも個性のある良い面構えだ。
どんな戦場でも必ず生き残る5人の戦士たち。生き残ると予言されていても、いつ死ぬか解らないというスリルを感じられる。
鬼軍曹が率いる「第1師団」は様々な戦場を駆け抜ける。
海、砂漠、市街、平原、森・・・幾多の戦場と散っていく仲間たち・・・それでも奴らは生き残る。
戦闘の中で垣間見える人間の狂気、潜伏者と犠牲者・・・取り敢えず熟女とババアに目覚めそうになるシーンもあった。
ババア結婚してくれ。

「停戦」に始まり「停戦」で終わるストーリー・・・狂気として片付けるには引っかかるシーンも幾つかあったけど、それでもこの映画の面白さは揺るがない。
傑作。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-31 10:52:29)
4.約2時間の劇場公開版も十分素晴らしいのだが、S・フラー監督の本来意図したと思われる約3時間のバージョン(スタジオによる再構築版)はカットされたショット・エピソードの大幅な復活と再編集によってさらに充実し、作品の深みを増している。元々が大戦中の断片的な挿話を積み重ねていくスタイルのドラマ構成にさらに複数のエピソードが追加された形だが、散漫になるどころか、逆に旧版では解りづらかった部分もより明瞭になり、「生き残る」という主題がより強烈に印象付けられるものとなっている。木陰で休憩する四銃士たちの会話。ドイツ側スパイとの攻防。『フルメタル・ジャケット』(1987)の先駆けともいえる古城での戦闘。リー・マーヴィンに花で飾ったヘルメットを少女が手渡す美しい場面の後に綴られていた残酷な顛末、、。埋もれていた印象深い断片の数々が加わることによって、戦闘/休息、大人/子供、悲惨/ユーモア、正常/異常、敵/味方、生/死といった諸相はさらに渾然とし、クライマックスである収容所の場面の静かな感動は間違いなく「短縮版」以上だ。

ユーカラさん [DVD(字幕)] 9点(2009-11-03 18:34:16)
3.《ネタバレ》 「開戦」と「停戦」という線に挟まれた中で行われる、戦争という狂気の物語。そこでは平時に違法となる行為が目的となり合法となる。その狂気性は、例えば「精神異常者を殺すのはまずいが、正常な人間を殺すのは構わない」という皮肉な言葉で語られる。かつて「汝の隣人を愛せよ」と説いた男の像が、彼の教えに従っている(筈の)者たちが殺しあう様を、虚ろな目で見下ろす。■そんな物語を切り裂くかのように走る、幾筋かの亀裂。例えば少女が花で飾った鉄兜。あるいは戦車内で行われる、ユーモラスな出産シーン。敵だけでなく部下にすら冷酷な鬼軍曹が、収容所から助け出された少年に見せる、父親のような優しさ。■亀裂と言っても良い、奇跡と言っても良い、観客に束の間の「自由」の感触を感じさせてくれる瞬間。自分はそれを観たいがために、映画に触れるのだろう、と思う。観た後、腹に重いモノがズンと残る、そんな体験を久々にした。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-16 20:11:15)
2.ストーリー性のあるドキュメントって感じでした。
亜空間さん 9点(2004-03-27 12:22:29)
1.いやはやなんでどうしてストーリー的にものすごくよくできていたので泣くほどではないが感動した。鬼軍曹の役者が最高にかっこいい演技を魅せてくれた。ハードボイルド映画という物を初めて味わうことが出来た。戦闘シーンに迫力がなかったので一点を引かせていただく。しかし、戦闘シーンのリアリティを見たければ他のCG技術を使った物を見ればいい。パソコンゲーム(FTP)をやったりとか。この映画は80年に制作された物なのでリアリティは見ている人の想像に依存する。ということは減点する必要はないな。。。あと、5人があらゆる戦場で生き残るというのは絶対にあり得ない、と思うので一点減点。だが物語としてとても面白かった。
moguroさん 9点(2003-06-12 22:35:42)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 6.73点
013.03%
100.00%
200.00%
313.03%
413.03%
5618.18%
639.09%
7824.24%
8721.21%
9515.15%
1013.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.20点 Review5人
4 音楽評価 6.00点 Review4人
5 感泣評価 6.66点 Review3人
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