3.結論から言うと,これは当たりです。序盤の設定がやや不可解で,お互いの登場人物の相関が今一つ分かり難かったけれども,ソウルからイスタンブールへ舞台が移り,ストーリーに動きが出てくると,俄然面白くなってきました。いつも通りのド派手なアクションとスタントに加え,異国情緒もたっぷりで,東西の接点であるトルコの怪しげでいかがわしい風物も堪能できたし,2人の女優も魅力的でした。それにしても,ビビアン・スーのヤク中のおねいさんは余りにも哀れだったけれど,韓国のおねいさんの方が個人的に好みかな・・・(笑)。尤も何でCIAの局員なのか不明だけど・・・。いずれにしても,文字通り身体と命を張った,ジャッキーの映画に対する情熱とバイタリティーには,いつものことながらただただ感服,といったところ。