リチャード三世(1995)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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リチャード三世(1995)

[リチャードサンセイ]
Richard III
1995年上映時間:104分
平均点:8.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-02-15)
ドラマ歴史もの戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2023-12-10)【イニシャルK】さん
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監督リチャード・ロンクレイン
キャストイアン・マッケラン(男優)リチャード三世
アネット・ベニング(女優)王妃 エリザベス
ジム・ブロードベント(男優)バッキンガム侯
ロバート・ダウニー・Jr(男優)リヴァース伯
ナイジェル・ホーソーン(男優)クラレンス侯 ジョージ
クリスティン・スコット・トーマス(女優)アン妃
ジョン・ウッド[男優・1930年生](男優)エドワード四世
マギー・スミス(女優)ヨーク侯夫人
エイドリアン・ダンバー(男優)ジェームズ・ティレル
ドミニク・ウェスト(男優)リッチモンド伯爵 ヘンリー
ティム・マキナニー(男優)ウィリアム・ケイツビ―
エドワード・ハードウィック(男優)トーマス・スタンリー卿
ジム・カーター[男優1948生](男優)首相ヘイスティング卿
ジェームズ・ドレイファス(男優)
宝亀克寿(日本語吹き替え版)
中田和宏(日本語吹き替え版)
くればやしたくみ(日本語吹き替え版)
原作ウィリアム・シェイクスピア「リチャード三世」
脚本イアン・マッケラン
リチャード・ロンクレイン
音楽トレヴァー・ジョーンズ
作曲トレヴァー・ジョーンズ挿入歌"Come Be My Love"
撮影ピーター・ビジウ
製作メアリー・リチャーズ(製作補)
ユナイテッド・アーチスツ(共同製作)
製作総指揮イアン・マッケラン
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー
美術トニー・バロウ(プロダクション・デザイン)
衣装シュナ・ハーウッド
あらすじ
ランカスター家によるイギリス支配からプランタジネット(ヨーク)家に王位を奪還したのはヨーク家当代の三男、せむしで醜男のリチャードだった。リチャードの野望は王位奪還のたて役者としての名誉にとどまらず、ランカスター王朝の皇太子の未亡人を抱きこみ、次兄を殺害し、病弱な兄王を憤死させ、気の強いその妃の親族を殺害して妃を孤立させ、王子たちを幽閉し、終には皇太子の若さを理由に王位に就く。薔薇戦争時代の最後の王にして英国史上唯一戦死を遂げた国王リチャード三世の半生を風雲たちこめる1930年代に移し替えて描く。
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3.《ネタバレ》 1930年代のラジオから聞こえてきそうなBGM、そのころの軍服、ファッションやメイク、クラシックカーや汽車などに魅了されっぱなしでした。2度目に鑑賞した時、古本屋で入手した原書を片手に原作と比べながら見ようと思ったのですが、絢爛たる画面のせいで途中で挫折しました。かなり省略している感じですが、リチャードとの決戦を前にしてのリッチモンド伯ヘンリー・チュダーと亡きエドワード四世の王女のどさくさの婚礼とベッドシーンは創作のようです。この二つのシーンと前後のカメラや構成がとてもうまいのです。醜いおっさんのリチャードを見慣れてきた鑑賞者に、(王女のうれしそうな顔は映りますが)どうせこっちもたいしたことはないだろうと思わせておいて後でヌードまで奮発、原作での政争の犠牲者の幽霊が出るシーンはリチャードの悪夢に換えて、大胆不敵な童顔のリッチモンド伯と王女の決戦前のロミジュリにも劣らない甘いベッドシーンと対比させ、そしてそのリッチモンド伯とリチャードのチェイスと一騎打ちと最後まで飽きさせませんでした。婚礼とベッドシーンにこだわりたいのは、ヨーク家の女性との結婚によってランカスター派のリッチモンド伯ヘンリー・チュダーが戦乱に飽きた民心をつかみ、次のチュダー朝創設の契機となったからなのです。どの俳優さんの演技も非のうちどころろがないのですが、あえて素敵なファッションで登場した女優陣を褒めておきます。「弱きもの汝の名は女なり。」を地でいった前王朝の皇太子未亡人アンはとてもきれいで哀れでしたが、政争渦巻く薔薇戦争の顛末において、次男クラレンスを殺した三男リチャードをヒキガエル呼ばわりして見捨てた母のヨーク公爵未亡人、二人の息子が生死不明ながら、唯一手元に残された娘を本来は敵方だったランカスター朝の末裔リッチモンド伯と結婚させて平和への切り札にしたエドワード四世の未亡人エリザベスの二人の賢く強い女がいなかったら次王朝への道は開かれなかったのです。 でも、王位継承のもめごとで近代戦の戦車が稼動されたことってあったっけ・・・(マイナス1点要因)。
かわまりさん [DVD(字幕)] 9点(2009-03-23 05:57:58)
2.《ネタバレ》  英国の名優、サー・ローレンス・オリビエの「映画・リチャードⅢ世」が凄かったので、それより若いサー・イアン・マッケランの「リチャードⅢ世」ということで、英国中世の陰謀劇と思い、注文したビデオをみてビックリしました。なななんと!冒頭から戦車が壁を打ち破って進撃して来るではないですか「わぉー!」。こんな現代風にアレンジされてしまうとは・・・。しかし、ピカレスク映画としては「ハンニバル」に勝るとも劣らない位の迫力でした。その後DVDも買ってしまうほどのほれ込みようの自分にあきれて居ます。▼自分が殺した王子の妃の口説き方なぞ、本当に学ぶべき(?)ところが多かったのも事実です。あれだけ甘言を次から次と並べられれば、増悪すべき仇にすら心を許してしまう女心の儚さと本人のいらだたしさなどもよく描かれていました。ヒトの心の弱みに付け込んで行く凄みも垣間見させられました。次兄の暗殺場面の暗さは、切ないような暗さで背筋が「ゾック」としました。▼ナチそのもののコスチューム、演説、仕草、軍用列車、等々。最後は戦争映画とも思わせるくらいの迫力でした。さらにバックに流れるジャズ。何をとっても、とても原作がシェイクスピアとは思われない程モディファイされ尽くした傑作です。
亜酒藍さん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-19 10:35:22)
1.英国が誇る舞台俳優、サー・イアン・マッケラン氏の代表作「リチャード三世」を、そのまま映像化した作品。舞台をナマで観ていたので、映画館で舞台を思い出しながら観ていた記憶があります(笑)観客に向かっての独白部分もそのままなので、リチャードの心の中が分かって面白いです。極悪人のリチャードが、ナチの軍服を身に纏ったマッケラン氏のスマートな身のこなしと、あの凄みのある演技力で、かなりカッコ良く魅力的に描かれています。時代背景も舞台と同じく近代に置き換えているので、ロケは撮影当初のイギリスの現状を垣間見る事も出来ますし。個人的に元になった舞台に非常に思い入れ強いので、あの世界を映画にしてくれた事に感謝したくて、ちょっと甘めですが9点献上です。
n@omiさん 9点(2004-08-18 23:41:25)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 8.20点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6120.00%
700.00%
8120.00%
9360.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1995年 68回
美術賞トニー・バロウ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞シュナ・ハーウッド候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1995年 53回
主演男優賞(ドラマ部門)イアン・マッケラン候補(ノミネート) 

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