1.ビデオレンタルで官能コーナーにあったのだがこれはあなどれない作品である。原作もベストセラーになり、ソフィーギルマン(セシリア)もセザール賞新人女優賞にノミネートされた映画なのである。このマルタンという男、頭が良いだけに(大学教授)何でも論理・理屈で片付くと思っちょる。しかし感性だけで生きるセシリアの精神が理解出来ない、理解出来ない自分がまた歯がゆい、関係を続けるほどセシリアの肉体・感度の良さにはまっていく、そしておかしな行動をとってボロボロになっていく。現実でも頭のいい男ほどパヤンパヤンな女に翻弄されてることが多い、そういえば[嘆きの天使]でも教授が踊り子に惚れ身を崩してしまった。この作品とテーマが似てると思う。これを読んでどんなに可愛くてスタイルのいい女と思ったら大間違いヨ、太めでプヨンプヨンなんよ、でも生々しくて色気はある。[タクシードライバー]のJ・フォスターを太らせた感じヨ、吹き替えで見ることを薦める。オープニングの曲もノリがいい。現在DVDは廃盤らしいが中古ソフト屋に売ってたので買ってしまいました。