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いとこ同志

[イトコドウシ]
The Cousins
(Les Cousins)
1959年上映時間:110分
平均点:5.92 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画青春もの
新規登録(2003-07-21)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-05-20)【S&S】さん
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監督クロード・シャブロル
助監督フィリップ・ド・ブロカ
キャストジェラール・ブラン(男優)
ジャン=クロード・ブリアリ(男優)
ステファーヌ・オードラン(女優)
脚本クロード・シャブロル
音楽ポール・ミスラキ
撮影アンリ・ドカエ
製作クロード・シャブロル
配給ザジフィルムズ
美術ベルナール・エヴァン(プロダクション・デザイン)
ジャック・ソルニエ(プロダクション・デザイン)
その他ジョルジュ・ドルリュー(指揮)
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1.《ネタバレ》 先日亡くなられたクロード・シャブロル監督に哀悼の意を表して、この名作の感想を書きたく思います。
勉強熱心だが何事もうまく進まない主人公と、その原因を作った張本人である自由奔放で不真面目な、しかし親戚の主人公を大事に思ういとこ。この男とその仲間の自堕落な生活に影響されて主人公の勉強も捗らなくなるが、そこで描かれる退廃っぷりは見事の一言。この一年後にイタリアで製作されるフェリーニの「甘い生活」やその翌年のアントニオーニの「夜」と似たようなものがあり、当時の富裕層がどのような暮らしをしていたのかが見てとれる。そして遂に試験に落ちてしまう主人公とは裏腹に、カンニングをしてなんとか試験に受かるいとこの対比。ここに表される不条理さ。これまたカミュの名作「異邦人」を髣髴とさせるものがあり、見ていてなんともいえない思いにさせられる。果ては突然訪れる衝撃のラスト。不意の事故でいとこに殺される主人公。これにはとてつもなく重い気分にさせられる。しかしながらも忘れられない驚きのイメージの数々を見せてくれたこの映画は、珠玉の逸品と言わざるを得ない代物である。
陽踊り小僧さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-14 09:27:56)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 5.92点
000.00%
100.00%
217.69%
317.69%
400.00%
5430.77%
617.69%
7323.08%
8215.38%
917.69%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.75点 Review4人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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