1.《ネタバレ》 見終わった後とても爽やかな気分になりました。(まあ、決してハッピーな話ではないのですが・・・・)素晴らしい作品だと思います。
普通の肉屋のおじさんが、自分のせいでナチスに捕らえられたユダヤ人家族の子供を中立国のスイスまで送っていくのですが、様々な難関が待ち構えていて、最後までハラハラドキドキの連続です。(ただ軽快なテンポで進んでいるので、暗さは無いです)
ユダヤ人の少年と主人公の関係も、最初は家族や家を奪われたこともあり、わだかまりが残っています。でも、主人公の熱意がその垣根を徐々に取り払っていきます。(完全に無くなる事はないでしょうが)。そして、おそらく親が教育熱心だったのでしょうけど、この少年が機転の効く賢い子なので、主人公といいコンビを見せてくれています。(結構小憎たらしいところもあったりしますが)
とても、心が温まる作品でした。