1.《ネタバレ》 特に目新しい筋でもないけれど・・とその前にそうだ。
今のこのての戦争サスペンスに慣れてこの映画、古い作品ということを忘れてた!
この時代にこの作品ってのは大変異質ですよ・・
まず設定がすごい。今でも悪者にはなれど主役にはならないナチが主役。
そしてこりゃまた演じてるのが英国人、アラブ人なんだから!
しかも英語しゃべってるし・・このノリにどうついていこうかと迷ったが、
逆に面白いというか普通に見れてしまいました(爆)
ちょっと私の苦手な刑事コロンボ的な役を、オマー・シャリフがやってて、
でもそれだけではないんですよね~(コロンボといえば犯人は?)
そう、犯人さがしなどどうでもよろしい。
いつのまにかもうひとつの殺人事件の計画が進められていた。
それは、ヒットラーの暗殺!
こりゃすりかえられたなぁ・・・
しかーし、主君が変われば娼婦の殺人事件も立派な罪となる。
ここらが「砂の器」ですね(意味不明)
ナチの服さえも品よく着こなすオトゥールはどう見てもイギリス人ですが。
オマー(もうこのふたりの共演という豪華さは・・)は、なぜナチを演じるのか。
演じ切れてない~ここはおおいに違和感あり~アラブの服を着てくれ・・
「どう見てもナチだろう?」と言うのだろうか・・(見えないよ~)
全く飽きることなく最後まで見られた。
このての作品の詳細を書くと面白くなくなるので詳しくは書けない。
何回も見られる映画だと思います。
重要人物が何人もいるので、その人物の観方によって変わると思う。
ラストが意外にほろりとさせるのが悔しい。
私は重い後味を期待していたので・・
でも次にまた見れば共感してあげられると思うのですが、
怒っていました。犯人はよほど嫌なやつなんだと心底思いましたから。
う~ん、やっぱり砂の器だ(意味おおいに不明)
戦争では大勢を殺せばたたえられ、ひとりを殺せば罪になる。
個人的にホラー作品として続編も作ってほしかったり・・
製作がサム・スピーゲル音楽がモーリス・ジャールで、主役ふたりも
まあどう見ても「アラビアのロレンス」ナチ編でしょうか(またまた意味不明)